2007 年12 月21 日
星空を分割するには
これは穴を開ける前にやっておくことなのだが、キロスターは1球式だ。もし今度2半球式で作るなら普通は赤道で分割するところを別の線で割っているかもしれない。実際のプラネタリウムでも北恒星球とか呼ばれているが実は赤道で分割してあるわけではなく黄道で分割してあるらしい。そうしておくと黄道つまりは惑星棚がうまく配置できるようなのだ。
簡易プラネタリウムでは惑星棚は大抵付いてなくて、別投影か鏡で間に合わせているので黄道分割は意味がない。では銀河中心線や地平線で分割したらどうなるか。
地平線分割とはつまり夏と冬の2種類の恒星球を作り、固定式で日周運動は無しということ。投影は楽そうだが回らないのではあんまりおもしろくないか。
銀河中心線で分割すると日周軸の取り付け、回転機構は難しくなるが、2半球の隙間に天の川投影装置を組み込めるのではないかと思う。リアルな天の川が投影できるかもしれない。
自分が作る手作りプラネタリウムなのだから、設計も自由だ。どこか知らない遥か宇宙のかなたの惑星から見える、地球とは全然違った星空なんてのも作っていいのである。誰も知らない星座や誰も知らない神話が解説されるプラネタリウム。いいと思いませんか。
投稿者:ヒゲキタ
at 00 :07| 日記
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