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2009 年02 月10 日

もの作りとしてのプラネタリウム

デジタルプラネタリウムは工作するところがない(ドームや投影機やソフトは買ったほうが安く性能がいい)のでこれからプラネタリウム解説員や理科の先生などの退職後の仕事として参入が増えると思われます。

プレイステーションポータブルにはデジタルメガスターなんてのもあるわけですから、最新の手のひらサイズのプロジェクタとくみあわせれば、ハンディ・メガスターも簡単というかケータイに組み込む事も可能でしょう。すでに作られているかもしれません。

でもビデオプロジェクタはビデオプロジェクタです。いろんな番組ができるし、教育用としては必要十分だし、どんなソフトも作れるし(全天スターウォーズだって)、作る楽しみもある。それでも、プラネタリウムも投映できるビデオプロジェクタにしか見えないのです。

質疑応答、質問タイムがとれる時にはいつも小学生でも作れるよ、箱に豆電球を入れて、箱に針で穴を開ければ、部屋でプラネタリウムが楽しめるよ、組立ふろくが付いた本も売っているよと話しています。ピンホールプラネタリウムは誰でも作れる、作れそうなプラネタリウムです。そこがいいと思う。

以前理科の先生から、こんな話しを聞いた。
理科の実験でマッチでアルコールランプに火をつけて、というのがあるわけだけど、子ども達の誰1人としてマッチを見た事がない。ライターやチャッカマンはしっているけれども。マッチというものはから始まって持ち方、すり方、火を着けるだけで1時間使ってしまった。
科学が進歩して便利になると理科がブラックボックス化して分からなくなるわけです。理科嫌いはけして学校や先生のせいではないのですよ。

どんな小さなドームでも、作ってみると三角関数の素晴らしさがわかる。作ることの難しさと楽しさがわかる。インターネットでプラネタリウムの型紙はすぐ見れるけど実際に作ってみると想像とは違っているかもしれない。手を動かすこととはこういうことなのだ。

投稿者:ヒゲキタ
at 20 :02| 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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