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2009 年03 月20 日

雑誌Make: 日本版6号にヒゲキタの3D製作記事

雑誌 Make: 日本版6号が発売されました。
Make: Tokyo Meeting に出展されていた日本人 Maker の記事が増えています。

特集は音楽 奏やウダーの記事に混ざって、ヒゲキタの「10分で作れる全天周立体映像投映機」の記事も掲載されています。これはもともと前号の光学特集に書いていたものがMake: Tokyo Meeting 02 出展のために掲載が遅くなったためです。Make: がもともとアメリカの雑誌ということで向こうの記事の翻訳が多いので、自分の記事も翻訳調で書いてみました。

2ページあるのに本体の工作部分はたったの10行。ほんとに10分足らずで作れます。
ぜひみなさん作ってみてください。驚異的映像が体感できます。

Make: Japan ブログ

Make: Tokyo Meeting 03 の開催も決まりました。5月23・24日の2日開催なのですが、24日(日)は金沢でプラネタリウムの仕事なので、出展するとしても土曜日だけで、とんぼ帰りになりますが、また出てみたいです。こんどはハヤブサやイトカワやSF映画の巨大宇宙船が大量登場する番組を製作中です。
立体映像


投稿者:ヒゲキタ
at 20 :00| 日記 | コメント(5 )

◆この記事へのコメント:

◆コメント

Hyaru@FPSと申します。Make誌に記事掲載おめでとうございます。

数年前にヒギキタさんの全天周3D映像見せていただき,あまりの
感動に,さっそく家に帰り真似したところ,あまりうまくいきま
せんでした。
原因不明のまま,その後お蔵入りしていましたが,つい先日,青
森の野呂先生に投影機の材料を譲っていただき,試したところ難
なく投影成功! 当時の投影機?は残っていないので,何が失敗
原因か未だにわかりません。
勢いで,φ3mドームをモンゴルのゲル式構造で製作予定です。

投稿者: Hyaru : URL at 2009 /03 /28 11 :25

◆コメント

Hyaru さん ようこそ。

たぶん電球の明るさが足りなかったのかも。
電球とメガネの両方に色セロハンを使うのでかなり暗くなるのです。
豆電球ではなく強力ライトのビリケン球を使うといいのです。
赤と青の超高輝度ダイオードを使うとセロハンをかけなくてもできるかもしれません。

野呂先生は赤青式に加え、偏光式を開発して東レ科学賞をもらったそうですよ。
ドームでやる時は電球を棒の先につけると結晶の中に入る映像が作れます。

普通の四角い部屋でプラネタリウムの星空を回転するとむちゃくちゃ違和感ありますが、3Dの場合はそれほど気にはなりません。実は四角い部屋でも案外イケるのです。

投稿者: ヒゲキタ : at 2009 /03 /28 21 :11

◆コメント

Make誌,買って参りました。記事の文体,確かに何やら英文雑誌
の翻訳調の雰囲気でてました。
しかし,ビリケン球に色セロハンというのは意外。野呂先生から
いただいた赤青フィルターはおそらく照明用のゼラチンペーパー
ですし,豆球もきっと高価な五藤光学のEX電球を使われているの
だろうと思っていました。。。

> 結晶の中に入る映像が作れます。
私がヒゲキタさんの映像で一番感動したのが,この結晶構造映像
です。体心立方模型のほかベンゼン環模型など,すでに準備済み
です。

普通の部屋のプラネタリウム投影と言えば,つい先日,滋賀のホ
テルでのメガスター投影を見てきました。
畝状の曲面で構成された天井で,シャンデリアがぶら下がってい
たりの悪環境で,投影前はあまり期待してませんでしたが,実際
には,畝の所は逆行したり,シャンデリアのガラス玉で乱反射し
たりの思わぬ効果にびっくりでした。

投稿者: Hyaru : URL at 2009 /03 /29 00 :13

◆コメント

セロハンにしたのは手にいれやすいのと、前面だけでなく全周をおおうためです。
メガネはセロハンなので電球もセロハンの方がゴーストが出にくいかとも思ったのですがあまり関係ないようで、ゴーストを消すにはボリュームで微調整する必要があるのですが個人差もあるし面倒なのでやってません。

自分も映像の中にはいるやつが一番気にいっています。発泡スチロールでできたコンクリートブロック(ホームセンターで売っているやつ)の穴にはいっていく「ブロックホール」というのをいつもやってます。
結晶はこのあいだスチロール球でダイヤモンド結晶を作りました。

千葉の学校の先生からプラスチックのトムボーイ(バネのオモチャ)に入っていくのがおもしろいと教えてもらいました。

映像内部に入っていけるのはヒゲキタドーム3Dが一番。
シンラドームも4D2U も、体の横には映像を映せない。
没入感が「寸止め」になってしまうので普通の部屋や小さいドームのほうが勝ってしまうのです。

メガスターを普通の部屋で見るのはどうなんでしょう。なんかもったいないような気もしますが。
よく劇場とか研究室とかで投映してますけど、案外、大平さんそういうところで投映するのが好きなのかも。
星のお兄さんのドームでやったのかと思ってました。

部屋での投映の感想、おもしろい投映模型のアイデアがあったら教えてください。

投稿者: ヒゲキタ : at 2009 /03 /29 21 :53

◆コメント

おくればせながら、本日書店で確認しました(買えよ)
掲載おめでとうございます。知らずに遭遇したので「すげー」とかるく声をあげてしまいました。

大平くんも高弊くんもヒゲキタさんも、みんな知っているんだけれど
どんどん遠い人になっていってしまうようで、さびしいです。

なんてね。

投稿者: 渡部義弥 : at 2009 /05 /20 23 :07

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