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2006 年06 月30 日

高熱の乳児を診て思うこと。

 昨夜は急病診療所の当番でした。午後7時から深夜0時まで合計9名。乳児の高熱が目立ちました。
 高熱の続く病気は本当に心配なものです。大概の夏かぜは2日くらいで解熱しますが、3日目になると、ご両親はだんだん不安になってきます。特に乳児は泣くだけですから なおのことです。夏かぜでも数日から1週間も発熱が続く場合があります。その他 発熱が長びくものとしては、突発性発疹症は丸3日間、アデノウィルス感染症は丸5日間、伝染性単核症は数日から1週間、単純ヘルペス性歯肉口内炎は数日間、しかし診断がつく場合はまだ予想がついて医者としては安心です。
 大半の風邪はウィルス感染症であり、神様が治してくださいます。神様とは その人に備わった自然治癒力です。神様が治して医者が報酬をもらう。私はいつも神様に感謝しています。

投稿者:ドクターヒッポ
at 20 :59| 日記