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2006 年08 月09 日

暑い日が続きますね。

 暑い日が続き、夜も寝苦しいですね。エアコンや扇風機を上手に使って暑さを乗り切りましょう。エアコンの設定温度は昼間は26℃前後、夜間は28℃前後が適温と思います。扇風機は就寝中には直接身体に当てないように、室内の空気を対流させる目的で軽く回すのがよいでしょう。
 発熱時の入浴は、37℃台に下がって気分が良いときに短時間に入りましょう。この季節は湯冷めはしませんので、皮膚の清潔のためにできるだけ入浴するのが望ましいと思います。
 感染症は全般的には少なめですが、夏かぜにかかると、急な高熱と頭痛が起こります。うがい・手洗いの励行と、十分な睡眠・バランスの良い食事を心がけましょう。
 主に乳児に全身の発疹を主症状とする夏かぜが流行しています。発疹は3日くらいで自然に消失していきますが、何かのアレルギーではないかと心配して連れてこられる方もいらっしゃいます。原因ウィルスはエンテロウィルス属のエコーウィルスと思われます。大人もそうですが、夏季の子どもさんの皮膚にはいろいろな原因で発疹がみられます。皮膚科医、小児科医にとって悩ましい季節です。 

投稿者:ドクターヒッポ
at 23 :59| 日記