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2006 年09 月02 日

食育(2)

 2才頃になると好き嫌いが出てきます。これは自我の確立の表れなので、親は真に受けてはいけません。好き嫌いをする自分を楽しんでいるのです。食事はあくまで楽しい雰囲気で笑いながら、お喋りしながら食べたいものです。嫌いな物が出ても皆で食べれば美味しいでしょう?食事は雰囲気が良ければ、より美味しくなるのです。ご両親が「美味しい、美味しい」と言って食べることの方が、「食べなさい!」と強制するよりも数段効果があります。
 もちろん、自分が偏食するのに、子どもだけに好き嫌いするなと言うのは言語道断です。まずは、自分が何でも美味しく食べることを心がけてください。3度の食事を楽しむことが一番大切なことです。それには、間食は絶対にいけません。
 3才までの食習慣は一生ものです。我々の世代は幸いなことに、食べたくても食べれませんでした。そんなに豊かな時代ではなかったんですね。一粒のごはんでも、大切に残さずに感謝して食べました。今は飽食の時代です。だからこそ、食育はとても大切なことだと思います。

投稿者:ドクターヒッポ
at 19 :13| 日記