<< 2007/06/15トップページ2007/06/29 >>
2007年6月22日

第9話 過去

「阿部くんは本当は榛名さんにこっちを見てもらいたかったんだ。ちゃんと“今”バッテリーを組みたかったんだ」

そんなようなことをモノローグで三橋くんが言っていましたが、これを書いていてわかりました、なんで自分がモヤモヤした気持ちを持っていたのか。

阿部、てめぇは本当に俺のツボだ。

どうやら榛名さんは未だ阿部くんに未練があるようです。
阿部くんの深層心理を読んだ三橋くんは、俺の頭の中ではネガティブに働くのですが、
いかんせん本物はとても強い人間なので、
「それはそれ、これはこれ。彼は彼、僕は僕」
で立ち直りが早いです。むー。

いやいや、でもそれが三橋くんの面白いところなのですよ。そうでなければ、阿部くんが、なんてーんですか?
そう、奴の不甲斐なさが目立たないんですよ。

か!いいね!過去をずるずる引き摺っている阿部!それゆえ三橋くんに執着する阿部!そんな奴を見透かしている三橋!
この構図、成り立っちゃったら堪んないね!燃えるね!

三橋くんの偉いところは、思ったことを口にしないところだ。
冒頭の見解を阿部なんぞに言って聞かせたら、あやつのことだ、ぜってぇ耳貸さないよ。断固として否定するよ。そんでもって帰り道なんかで思い返しては「なに馬鹿なこと言ってんだ、三橋のやつ」とぶつぶつ言って、でも数日後に“もしかしたらそうなのかも”なんて思い始めて、三橋くんとどう接すればいいのかちょっと悩んじゃったりするんだよ。
馬鹿だね!阿呆だね!それはお前だ。

問題は、私が未だ三橋くんを掴めていないことだ。流川並みに見えてこない。本当のところが分からない。難しいやつだ。
まぁ、流川と違うところと言えば、嫌いじゃないってところかな。流川嫌いだったしな、私。花道のこと見てくれていないから。
と言うと、「そうじゃないわよ、見てるわよ!」と色々指摘されましたなぁ。
三橋くんは阿部くんに対してちゃんとモノローグで語ってくれているから大好きだ。

投稿者:とうだat 01:39 | アニメ「おお振り」BS-iにて視聴 | コメント(0) | トラックバック(0)

<< 2007/06/15トップページ2007/06/29 >>
▲このページのトップへ