2010年01月30日
テラシマ著 「ポラリス」シリーズ
すげぇ、久し振りにマジ泣きした。久し振りにJUNEだと思った。ええ本でした。
と言っても、私は電書でレンタルしただけなのですが、縁があれば是非購入したいコミックスです。


東京漫画社より発売されているMARBLE COMICS
テラシマ さん著
『ポラリスベル』と『ポラリスまでの距離』です。
(リンク先はDMM.comの通販コミックページです)
しょっぱな、軽い男子高校生にはっきり言って退きますが、ヤマさんと星の話をしているところで惹かれました。そして、二巻目になっても純粋に片想いしている男子高校生に、本を借りる決意を致しました。
人間関係だけを説明すると、とても軽いです。ちゃらいです。お気楽で娯楽的でどうしようもない救いがたいホモ漫画に思われてしまいそうなので、内容説明を無視して頂きたいほどです。
これはとても奥が深いですよ。愛に溢れていますよ。何気にみんな心は純愛一直線ですよ。
ノーマルカプも含めて、最終的には全部で3カップルのお話なのですが、「もどかしさ」に胸打たれます。久し振りだ。それが報われることが嬉しい。ナルトのサスケに対するもどかしさは、いつ報われるのだろうか。
話がずれた。
と言っても、私は電書でレンタルしただけなのですが、縁があれば是非購入したいコミックスです。


東京漫画社より発売されているMARBLE COMICS
テラシマ さん著
『ポラリスベル』と『ポラリスまでの距離』です。
(リンク先はDMM.comの通販コミックページです)
しょっぱな、軽い男子高校生にはっきり言って退きますが、ヤマさんと星の話をしているところで惹かれました。そして、二巻目になっても純粋に片想いしている男子高校生に、本を借りる決意を致しました。
人間関係だけを説明すると、とても軽いです。ちゃらいです。お気楽で娯楽的でどうしようもない救いがたいホモ漫画に思われてしまいそうなので、内容説明を無視して頂きたいほどです。
これはとても奥が深いですよ。愛に溢れていますよ。何気にみんな心は純愛一直線ですよ。
ノーマルカプも含めて、最終的には全部で3カップルのお話なのですが、「もどかしさ」に胸打たれます。久し振りだ。それが報われることが嬉しい。ナルトのサスケに対するもどかしさは、いつ報われるのだろうか。
話がずれた。
一番最初に泣いたのは、ヤマさんの娘さんで男子高校生・秀吾の元カノ、トーコちゃんの話のとき。彼女の心の揺れに泣いた。これは『ポラリスベル』の三話目「宛先は月のうらがわ」です。
「お父さん取らないで」
この一言に、この一言では言い表せないすべての想いが集約されています。この後に続くモノローグ、秀吾に届かない想い。どうしようもない自分の立場。愛おしさや憎しみやもどかしさがJUNEですね。好きです、彼女。
で、二巻目の『ポラリスまでの距離』になると、はっきり言って終始泣きっぱなしでした。
ついに決着をつける秀吾、それに向き合うヤマさん。トーコちゃん、啓介くん。アキに央太郎さん。
ずっと想っている人がいて、ずっと想われている人がいる。想われている人は幸せだね。想ってくれている人を好きになれるって幸せだね。
そして、めげずに想い続けていた彼らにどうか末永い祝福の時を。おめーら全員、幸せになってくれ。なりやがれ。それが俺は嬉しい。
読中はずっと苦しかったりするけれど、星に関する薀蓄やちょっとした優しさにそれも救われ、読後は報われる幸せに浸れるシリーズです。
JUNESTにお薦めの2冊です。