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2007年03月11日

映画『バッテリー』

珍しく喉風邪なるものをひき、挙句急性中耳炎までおこし、今週は一日半しか出社しなかったにも関わらず、映画を観てきてしまいました。

映画版:バッテリーには、正直あまり期待はしていなかったのですが……

……帰りの車中では、心臓発作並みの動悸でした。

何がやばいって、巧ですよ。私は剛ちゃん派なのですが、映画ですっかり巧にやられてしまいましたよ。

何つーんですかね、あの年代特有の色気?無防備なまでに振りまかれる色気!
自分に色があるなんて思いもよらないもんだから、無頓着に全開なんですよ!!
ランニングしている時のストイックさ!
真摯な強さ。あやうい弱さ。揺れ動く己。
そのすべてが色になるんです。堪ったもんじゃないですよ。

何てーのか、初めてかもしれない。
このまま伸ばしてやりたいという気持ちと同時に、ヤってしまいたいと思ってしまう相手というのは。
コミックス版は既刊は全部読みましたが、文庫はまだ一巻の二章目までしか読んでいないので、この映画がどれだけ原作を準えているのかは私、分からないのですが、
少なくともコミックスを読んだ時点では巧に対してこんなことは思わなかった。こんな気持ちは抱かなかった。これ程までに強くはね。

剛ちゃんにも色はある。でも巧のそれとは違う色だ。
ただひとつ言えるのは、巧は剛ちゃんあっての巧であって、剛ちゃんがいなかったらあんな色は出てこないのだ。
剛ちゃんの存在が、巧を強くもさせるし、弱くもさせる。私が見た「原田巧」という人物は、「永倉剛」がいないと完成しないというか、成り立たないのだ。そこがまた、私を惹きつけるのだ。

お互いがお互いの存在を知ってしまったが故に、後戻りが出来なくなってしまった二人。
いいんですよ、それで。前に進んじゃってください。突き当たりのその向こうまで。

かーっ!やっぱりいいな!青春って!!
バッテリー。映画も観てよかったよ!

投稿者:とうだat 00:45| 映画 | コメント(0) | トラックバック(0)

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