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2007年10月21日

悩殺ジャンキー 11巻

ちーさん、男の子やなぁ。もっともっーっと、わがままになってもええのになぁ。
まぁ、無理やって端から分かってることを頑張れってのも、難しい話やけどなぁ。
そんなこんなで、ちーさんに梶原がおってくれて、ちーとばかし助かったわ。
いつか乗り越えられるといいね、その階段を。

梶原様はどんどんどんどん格好よくなっていっておくんなまし。
ナカちゃんもどんどんどんどん可愛く色っぽく殺人的になっていっておくんなまし。
この話は「ぎゅーっ」て辛くなるときがあるけれど、「ドロドロ」と苦しくなることがないから安心ですねvv そこが好きっす。
人間、どこかに逃げ道がないと、何かあったときにやっていけません。その逃げ道のひとつっすね、この作品は。

さて、初登場の遊佐さんですが。
どうも悪役を演じようとしながら徹しきれない、詰めが甘いところが母性を刺激するキャラ位置のようで(笑)
まぁな。自分の存在を否定されたような、努力を無にされたような、そんな状況に置かれたら、誰だって、いくつになったって、どうしていいのかわからなくならぁな。

時間が解決してくれるときもある。それにはその時間を手に入れる勇気が必要となる。
今まで以上に努力する。その手もあるだろうけれど、そんな状況に陥っているときは、大概MAXまでいっちゃってるんだよ。なにくそって見返すことが出来る段階を超えちゃっているんだよ。
うん。その状況から逃げ出すのも手ではあるけれど、結局は自分の中にも「わだかまり」は残っちゃうわけで、それはやっぱり、時間じゃないと解決できないと思うのね。

若いうちっていうのはさぁ、時間がおしいもんじゃんよ。そんな奴らに、時間が解決してくれるさって言ってもさぁ、多分耐えられないよねぇ。
だから、誰かに塗り替えてもらうしかないわけよ、気持ちをさ。
塗り替えるきっかけを、自分以外から得るしかない。肯定して、前に進む力を、他から得るしかない。
時間のない人たちにとって、有効なのはこの手段。両方あれば尚よろし。

てな感じで、どんどんナカちゃんやウミを利用して、コンプレックスなんか吹っ切っちゃえばいいんです、遊佐くん。見返しちゃればいいんです、あんな奴ら。
人の努力を何だと思ってんだと、勝手に限界決めんなと、梶原様のようにお切れになればいいんです。自棄にならずにね。
才能がないわけではないんだから。

最後に、
154ページ5コマ目のナカちゃんが好きです。
今巻はナカちゃんがえらい可愛かったなぁ。いつもだけれど、どれも好きだ。
さらに格好良かったしね!
みんな、これからもどんどん成長していってね!

投稿者:とうだat 13:08| | コメント(0) | トラックバック(0)

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