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2014 年07 月03 日

【試合結果】7月3日

◆浅野川リーグ◆
賢将クラブ
011 0 2
000 3x 3x
喜乃屋ファイターズ
(賢)秋元-佐々木
(喜)小林、中川-福井
[二塁打]紅谷(賢)、山下(賢)
[試合経過・コメント]賢将クラブは、2回二死一塁から紅谷の左越二塁打で先制した。3回には一死二塁から山下の左越二塁打で1点追加した。一方、喜乃屋ファイターズは、4回うら敵失で3点あげ、サヨナラ勝ちした。

◆白山リーグ◆
ソイビーンズ
010 020 3
011 001 3
三和ファイターII
(ソ)橋本-細川
(三)横山-鍋島
[本塁打]橋本(ソ)
[三塁打]笹島(ソ)、鍋島(三)
[二塁打]橋本(ソ)、横山(三)
[試合経過・コメント]かつて白山リーグにこんなに白熱した名勝負があったでしょうか。
かつてこれまでにこんなに手に汗握る緊迫した早朝があったでしょうか。
ハイライト?そんな言葉は今回の試合に限ってはございません。全てが名場面でございます。
試合前日にソイメンバー全員の携帯が鳴り響いた。そう今流行のLINEである。余談ではあるがチーム最年長(65歳)の川越も指で眼鏡をデコにずらし乾きに乾いた人差し指でLINEスタンプを巧みに使いこなすスマホユーザーなのだ。
携帯を開くと前回完敗を喫した三和Fの試合出席確認だった。
間髪入れずに『参加』『参加』『参加』『参加』『参加』『参加』『参加』の怒涛の返信の着信が鳴り響く。
たった二文字の返信だが各自の明日への思い入れは凄まじいものだと全員が周知した瞬間だった。
試合当日朝、4時にまたも携帯が鳴り響く。そう、ソイビーンズ恒例の起きてるか確認だ。
昨晩の迅速な返信とは裏腹に返信率が低すぎる。そう、基本的にはキャプテン兼宴会大将軍の東以外は低血圧なので朝には滅法弱い。
アルカホリックで高血圧の東の迅速で起きるまで掛ける鬼コールそれでも起きない場合は、実家の家に電話をかけ家族に当人を起こしてもらう大迷惑なモーニングコールで4時15分に目覚めるメンバー達。
そんな中、エースである橋本は音信不通である。
4時半起きで既に起きるのが遅いと厳重注意を受けるストイックな我チームにおいて音信普通のペナルティは大きい。
しかし4時50分に『寝坊しました』と平気で返信する橋本のメンタルの強さを買い、今回も先発起用したのだった。
私達ソイは雁首揃えてグランドに到着するやいなや、なんと三和ファイター?のメンバー達はすでにアップをしていたのだ。
気持ちで負けてんじゃねーかと思いながらもグランドに向けて脱帽し高らかに挨拶をし、すぐにアップに取り掛かった。
相手のピッチング練習を見ると前回、苦しめられた横山君が投げておりました。彼の投げるストレートは2km先でも『シューッ』と音が聞こえるくらいのスピードで、なんといっても前回ソイの看板娘である川森が打席に入っても容赦なく全力のインハイのストレートを投げるメンタルの持ち主でして、隙あらばホームスチールを狙うイケメンの狂犬でございます。そんな彼を攻略すべく一番ライバル視していたのは我がチームのエースの噛ませ犬のイケメンの橋本でした。
試合前から火花バチバチの投手戦になるだろうと誰もが予想できました。
そんな中、グラウンドの隅っこの物陰にに巨人の星に出てくる晶子姉さんの様にポツンと美女が一人観戦しているのに気付いた彼女のいないZAKIMIYAは右ひじの骨折に関わらず、試合に出させてくれと懇願するもあえなく却下。その美女が後にこの試合のキーマンになるとはこの時誰も知る由もなかった。
試合が始まり、やはりバチバチの投手戦が繰り広げられた。先に仕掛けたのはウチのエース橋本だった。横山君のストレートをコースに逆らわず、ライト線ギリギリに打ち返しランニングホームランを魅せつける。先制点を奪取した。
その裏、追いつけ追い越せ引っこ抜けとばかりに鍋島さんの三塁打を皮切りに同点に追いつかれた。
その後、名古屋県議の野々村さんのフルスロットル謝罪にも似たエンターテイメント抜群の試合展開が繰り広げられた。
その後笹島の2ベース、橋本のタイムリーで勝ち越した状態で最終回を迎えた。
ウチのエース橋本についてはアドレナリンの放出の量が尋常ではない。一人で三打点を挙げチームを引っ張った。誰もがドーピングの疑いを持つくらいの張り切り様だ。
最終回、ノーアウト満塁の緊迫したピンチでセンターに強烈なライナーが飛んだが、新人の森國のファインプレーで得点を阻止するも一点の失点を重ね同点で熱のほとぼりが冷めないままに試合の幕を閉じた。試合後緊張の糸が解けたメンバーは毎回恒例の試合後ミーティングで橋本の活躍を褒め称えた。そんな中、先程も出てきた物陰の美女は一体誰だったのか?相手チームの誰かの彼女だったのか?試合後何故姿を消したのか?という会話になり謎の美女に会話のスポットが当たった。その瞬間だった。エース橋本が重い口を開いた『実は彼女なんすよねぇぇぇ!!』それを聞いた時、橋本のアドレナリン放出の理由が分かった。彼女の前でいいとこを見せようとしたハリキリが試合に反映されてたのだ。奴は彼女という名のドー ピングを使用したのだ。本来なら無効試合になってもおかしくない。そして彼女を紹介しろとソイ一同は橋本に問いただすと恥ずかしがって最後の最後まで紹介しなかった。彼女のいないZAKIMIYAは激怒した。彼女の友達を紹介してくれと懇願するもあえなく却下された。チーム分裂の危機だ。
次回『謎の美女不二子ちゃーんの心を橋本から盗め!!ZAKIMIYA決死の猛アピール』
次の試合も限界突破ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああ!!!!

投稿者:金沢市早朝野球協会
at 10 :36| 平成26年度