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2015 年04 月27 日

【試合結果】4月27日

◆白山リーグ◆
中武ライオンズ
300 000 3
100 43x 8
ソイビーンズ
(中)徳田-鳥山
(ソ)橋本-細川
[本塁打]遠藤(潤)(ソ)
[二塁打]遠藤(隆)(ソ)、形屋(ソ)、福田(ソ)、細川(ソ)
[試合経過・コメント] 4月27日(月)午前4時、眠れる獅子は胸の高鳴りを覚え、動悸にも似た興奮で目を覚ます。
ソイビーンズ選手各位に必ず毎度、キャプテン東から起床確認メールが届く。
内容はこうだ「さぁ、今日勝ちにいく気持ちをスタンプで表してくれ!!」
高ぶっている気持ちとは裏腹にウサギが枕を抱え眠っているスタンプやキャラクターが嘔吐しているスタンプが届き次々に皆様の試合に賭ける思いを確認し周知できる。
昨年度のソイと今年のソイの最大の違いは、隙あらば塁を盗む俊足遠藤のJrが高校を卒業すると同時にソイビーンズに加入した。彼をキャプテン東は幼少の頃から目を付けており、毎年オファーを賭けていたが、高校野球での猛練習や色恋沙汰に忙しく毎年、あしらわれていた。しかし今年、ソイビーンズドラフト会議にて第一指名で遠藤Jrが選抜されるも競合するチームが他に現れなかったので必然的、半ば強制的にチームの一員となった。
彼の凄さは後程書き綴ろうと思う。
朝5時ぞろぞろとグラウンドに集まりだす。寝ぼけ眼ではあったが瞳の奥にはしっかりと燃え滾る闘志が伺えた。各々アップをしだす。去年の選手権準々決勝にセントラルメディカル様にフルボッコ敗退以降僕たちの野球は止まっていた。重い腰を上げるように徐々に感覚を取り戻していくと同時に昨年の悔しい想いも思い出されていく。
沸々と湧き上がる勝ちへの執念の感覚は試合が始まるまでに全員が取り戻していた。
遠藤Jrはすぐにその状況に溶け込み、大型高卒ルーキーとして意気込みを見せた。
試合は始まり、ライオンズの攻撃、ファーストを守る宮崎の捕球エラーから始まり、続々とエラーが続き3点を奪取される。誰もが体が鈍っていることに驚きを隠せない。宮崎はグローブを何度も見て、罪のないグローブに責任を押し付けるような素振りを見せていた。
後攻ソイの攻撃では1点を返すも二回、三回と互いに無得点。
ここで奮起したのは、遠藤Jrであった。高校で仕上げてきたバッティングセンスを開花させた。彼のフルスイングに捉えられた白球は物凄い勢いでアーチを描き、目測ではあるがセンターの後方90mくらい飛んでいた。そして父親から受け継いだ俊足のDNAを最大に活かし、ファミスタのピノを彷彿とさせる勢いでダイアモンドを一周し駆け抜けた。
素晴らしいランニングホームランであった。華麗なデビューを飾った息子を、私が育ててきたのだと言わんばかりの表情で見守る父親に家庭の素晴らしさを改めて思い知らされた。そしてそれを機に父親、形屋、福田、細川も長打で古株の凄さを大型ルーキーに知らしめた。そして蓋をめくってみれば3対8でソイビーンズが今季初対戦を勝利で飾ったのである。
皆様、ソイビーンズが今年もこのHPの活性化にもつながるように試合内容をしっかりと書きこんでアクセス数を伸ばしていこうと思っております。今年もどうぞお付き合いのほど宜しくお願い致します。
次回「この回いつ終わるの??ソイ打線継続率80%超えっ!?川越監督の動悸に注目!!」乞うご期待!!!

投稿者:金沢市早朝野球協会
at 18 :21| 平成27年度