2006 年08 月25 日
路面電車
今年の4月から、富山にちょっとオシャレな路面電車が走るようになりました。万年赤字のJR路線を改修して作った、ライトレールと呼ばれる路面電車です。
ヨーロッパの都市では、ポピュラーな交通機関ですが、本格的導入ということでは、日本で最初のケースです。
JR時代はどんな手を打っても赤字、電車のダイヤも削られ、使いにくい路線だったと説明がありました。新交通機関に移行する際、駅を増やし、運行本数を増やし、終電の時間も遅くして、地域の住民に受け入れられる鉄道目指したそうです。結果、使いやすくなった路面電車に、お客さんが帰ってきているということでした。
今は「お試し期間」ということで、全線均一料金200円が半額の100円ということですが、そう遠くない時期に黒字化するかもしれないという可能性を感じました。
特筆すべきは、バスとの連携。
フィーダーバスと呼ばれる乗り継ぎバスが、電車の駅に乗り付けます。
足元はもちろんバリアフリー、車椅子や足元が不自由な方でも、容易に乗り換えられるように気配りされていました。
今後は、2014年の北陸新幹線の開業とリンクさせて、市の中心部への乗り入れや、フィーダーバス路線の充実などを計画しているそうです。
投稿者:モリグチヨシヤスat 17 :20| まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )