2009 年9 月18 日

「やもりもん」の合宿?

今夜は、大聖寺の町屋を守っていこうという若手のグループ「やもりもん」の懇親会。“やもり母屋”こと“旧中木邸”に集まっての、合宿形式での勉強会?
 
報告は後日…。

投稿者:モリグチヨシヤスat 17 :12 | まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2009 年7 月14 日

パブリック・コメント(市民病院のありかた)

市民病院のあり方についてのパブリック・コメントが実施されています。

生活する上で医療は大きな部分を占めます。それだけに、市民病院のあり方については、とても身近に感じています。
 
大聖寺の旧市街地にある市民病院は、狭い敷地や点在する駐車場。救急車の病院への進入路の問題など、改善すべき点が多い。現在の場所からの移転は不可避と感じています。
しかし、加賀温泉駅の前を初めとした、噂される移転候補地の選定には違和感を感じています。農地を埋め立てての“新”市民病院の建設だけが答えではないように思います。

病院や市役所などの、地域の核となりうる公共施設は、市街地にあってこそ、街づくりの拠点となると思うのです。
救急車が徐行しないと進入できない現在位置は確かに問題がある。だから、移転については賛成。
例えば、南加賀道路や8号線バイパスが完成すれば、現在とは比較にならないくらい時間の短縮が見込める、市役所との換地しての新築というのも、アイデアのひとつではないでしょうか?

あと、新病院を建て替えるなら、将来の人口予想を参考に適正規模を考えて計画して欲しい。

 
 
以上を、パブリック・コメントとして、市民病院に提出しました。


投稿者:モリグチヨシヤスat 22 :52 | まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2009 年6 月13 日

若手デザイナー達の“梁山泊”

ふとしたキッカケで知り合った、福井の若手デザイナー集団が“真空ラボ”。

(福井市)真空ラボ社屋




市内の古い空きビルを改装して、事務所兼スタジオとして使っています。このビル、元は風呂桶屋さんのビル。廃業してから長い間、廃墟みたいな感じで放置されていたそうです。

駐車場込みでビル丸ごとの家賃が10万円ということで、若手のデザイナー達がお金を出し合って使ってます。

真空ラボ・スタジオ廃墟に近かった古いビルを、自分たちで修理したり、色を塗り替えたりして、小じゃれたスタジオにしてしまいました。




若手アーティストへの投資は、まちなか再生の良いアイデアかも知れません。

投稿者:モリグチヨシヤスat 21 :48 | まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2009 年3 月7 日

身の丈にあったまちづくり

山中温泉の共同浴場「総湯」と「ゆげ街道」の整備が終わって。今、工事に入ったのが山代温泉の「総湯」と「古総湯」、そして「湯の曲輪」の町並み再生工事。計画中なのが、片山津温泉の「総湯」と柴山潟の防災堤防工事に付随の「遊歩道」や町並み再生の「道路拡幅」の工事。立て続けに、加賀市の温泉地で大型工事が続きます。それぞれ住民参加の『町民集会』で意見を聞きながら、計画を進めているのですが…。

先日、誘われて片山津温泉の『住民集会』に参加。

計画図(片山津)



3年前の洪水の被災経験から、県の予算で大がかりな堤防が作られています。それに寄り添う「遊歩道」の整備が市の計画。もちろん、「総湯」の移転新築や町並み再生を行う「道路拡幅」も絡んできます。
アンケート(総湯)



住民アンケートの結果を見ると、あれも欲しい、これもやりたいっていうような希望がいっぱい。全てを叶えた「総湯」の姿は、スーパー銭湯に近いものになってしまう。だから、『それって総湯?』みたいな違和感を感じたのですが…。

でも、「総湯」をスーパー銭湯にはしないって、住民の意思も働きそうです。
「遊歩道」の方だって、ベンチと必要最小限の休憩所(トイレ?)と、植栽で充分という声も出ている。

身の丈にあったというか、なかなか難しい調整作業が待っていると思った。

投稿者:モリグチヨシヤスat 06 :29 | まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2008 年11 月4 日

去年とちょっと違う“秋の城下町”

文化の日の3連休、大聖寺では古民家を利用したイベントが行われました。
時代結婚式



ひとつは『城下町時代結婚式』。時鐘堂からの“花嫁道中”や、川下りの“手漕ぎ船”で、結婚式場の古民家を改装したギャラリーに乗り込むというもの。
時代結婚式(船行列)




ゾロゾロと見守る親族?友人?見物人?狭い通りに人があふれていました。

“やもりもや”のお店



もうひとつは、古民家での『やもりもや』の市、地元のお店や若手の作家がお店を出す、「ミニ文化祭?」みたいな催し。こちらも、前の道まで人があふれる位の大盛況。
 
久しぶりに“街なか”に人の流れが復活した1日でした。

投稿者:モリグチヨシヤスat 16 :30 | まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2008 年9 月12 日

錦城小学校の塀

景観つくりも兼ねて計画されている、江沼神社・錦城小学校界隈の長屋門・土塀の復元。
錦城小学校のブロック塀



確かにブロック塀は味気ないし、耐震面でも不安。いずれ何とかしなければならない場所。
同じように考える人は多いようで、全国でもいろいろな“土塀再生”の事例がある。
水戸三の丸小の再生土塀



土塀が続く町並みを再生しただけで、景観という面ではかなり“テーマ性”が出てくる。
なにより、「ハコモノ」と呼ばれる建物と違い、維持管理に掛かる経費は比べ物にならないほど安い。
あまり、「華美に走ったり」「(史実重視の)本物?志向に走ったり」しないのならば、コストパフォーマンスは高いように感じる。

投稿者:モリグチヨシヤスat 16 :52 | まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2008 年7 月1 日

公民館が喫茶店?

全昌寺の五百羅漢なんかが有名な、大聖寺の山の下の寺町界隈、古いお寺の印象的な雰囲気に合わせて、周辺景観の整備も進んできています。

そんな景観整備の一環で、公民館の外装も寺町の雰囲気に合わせて改装、ってトコロまでは普通なのですが・・・。
中新道公民館




最近、気になっていたのは、公民館の表に出した「コーヒー300円」って“看板”。

公民館そのままの内装なのですが、喫茶店として営業を始めました。確かに、町内の寄り合い以外は空いていることが多い所ですから、有効活用としてはとても良いアイデアだと思います。
公民館が喫茶店?




最近じゃ、手作りの手芸品の委託販売や、土日の将棋教室と、地域の談話室みたいな使われ方もされているよう。

これから、どんな活用方法が出てくるのか、楽しみですね。


投稿者:モリグチヨシヤスat 20 :59 | まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2008 年1 月20 日

屋台村

芦原温泉にできた“屋台村

屋台村(芦原温泉)




現在はラーメン屋・そば屋・おでん屋・串揚げ屋・海鮮屋の5店舗が、夕方から夜にかけて営業中。週末はもちろん全店舗営業、平日も休みが重複しないように出店者間で調整して屋台村としては年中無休の体制をとっています。

近々、地酒専門店もオープンの予定ですし、新規の出店者も募っており、春には10店舗に拡大するとのことです。

芦原温泉の中心からは少し離れた立地なのですが、地元の素材を使ったこだわりのメニューが、観光客だけでなく地元の人にも評判が良いようです。

鉄道用のコンテナを再利用したシンプル&コンパクトな屋台村ですが、「芦原温泉の新名所」になりそうな予感。




投稿者:モリグチヨシヤスat 23 :57 | まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2007 年11 月2 日

ちりとてちん(ロケ地めぐり)

朝ドラ「ちりとてちん」は、福井県の小浜と大阪を舞台にしたドラマ。ところどころに“上方落語”のエピソードを落とし込み、テンポの良い展開は、15分のドラマとは思えない密度です。
今週は、福井県出身の“大スター”五木ひろしの登場ということで、五木ひろしだけで1話分ぐらい引っ張るのかと思えば、ほんのチョイ役で他のエピソードの中に埋め込んでしまう贅沢さ。

ちりとてちん(小浜の浜辺で五木ひろし)




といったところで、なぜか手元には「小浜(ちりとてちん)観光マップ」。

小浜観光「ちりとてちん」マップ


(画面をクリックすると拡大します)


ロケ地めぐり観光といえば、大林宣彦監督の尾道三部作(転校生・時をかける少女・さびしんぼ)の尾道市の例が有名なのですが。今回の小浜のロケ地めぐり、塗箸に焼き鯖・地物の料理なんかもからんでとても魅力的、久しぶりに小浜に行ってみたくなりました。

投稿者:モリグチヨシヤスat 12 :33 | まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2007 年10 月11 日

住民票ポスト

ツエーゲン金沢の天皇杯水戸観戦旅行、スタジアムの最寄り駅で見つけたのがこの「住民票ポスト」、つねに仕事に関わる見聞を広げることを心がけ・・・、ちょっと苦しい言い訳です。

住民票ポスト@




駅に設置してあり24時間対応、簡単に住民票の申請ができます。

社会状況の変化で、役所の窓口対応の時間が長くなったり、役所の出先機関の窓口などでも住民票が申請できるようにはなりましたが、現実の生活はさらに大きく動いているのも現実です。どうしても役所の開いている時間に生活パターンが合わないことも多いようです。

こんなスキマを埋めるのが行政書士の仕事なのですが、この東海村の住民票ポストは、役所にはめずらしく住民のニーズをうまく拾い上げているように感じました。



24時間対応というから、コンピュータとカメラか何かで身分確認、お金のかかった大げさな機械が出てくるのかと「住民票ポスト」の扉を開けると・・・。

住民票ポストA




中はあっけないくらい簡単な構成です。申請書と専用封筒、そして投函口があるだけ。どうやら、村役場の職員がポストから定時回収して住民票窓口に届け、窓口で発行した住民票を郵便で自宅のほうに届けるというシステムです。

確かに自動車の購入やパスポートの申請など、戸籍や住民票が必要な手続きが多々ありますが、どうしても当日発行が必要なパターンは限られています。

ローコストで住民ニーズに対応している、この「住民票ポスト」は、行政発の良いアイデアだと思います。


投稿者:モリグチヨシヤスat 11 :37 | まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2007 年9 月13 日

町角シネマ

金沢の町屋再生のワークショップの展示会で見かけた模型です。

街角シネマB




ポッカリ空いた空き地で映画を上映するアイデアです。

アイデアをまとめていった過程がコレ!
黒板から湧き出るアイデアの勢いを感じます。

街角シネマ@



街角シネマA




町屋の再生、建物を直すだけではなく、
建物やスペースを生かすアイデアを集めることも大切ですね。

投稿者:モリグチヨシヤスat 22 :25 | まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

町並み再生

船着場の船頭詰所の隣りに小さな事務所ができました。

町屋再生(出張所?)




事務所には「大聖寺町並み景観再生室」の看板、
大聖寺の街なかでは、町屋の再生事業が行われています。


呉服店の店先からショーウインドウを撤去して昔風の店先に復元
町屋再生(呉服店)




廃業した歯科医院の明治期の建物を銀細工の工房に改装
町屋再生(歯科医院→銀細工工房)




繊維問屋の建物を老人福祉施設に改造
町屋再生(織物問屋→老人施設)




いろいろな取り組みが試行されているようです。

投稿者:モリグチヨシヤスat 12 :37 | まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2007 年8 月27 日

南加賀水郷構想

南加賀地区で水郷観光の構想があります。

小松市の木場潟・今江潟(全域干拓済)、
加賀市の柴山潟(3分の2干拓済)の加賀三湖に加え、
大聖寺川を経て、あわら市の北潟湖へと水路を繋ぐ水郷の再生計画です。

そんな水郷観光構想の体験乗船会に参加しました。
小松前川水郷めぐり




水路から見る町並みは、普段の視線とは異なりとても新鮮です。
陸上の視線からは絶対見れない景色を、楽しむことができました。

水路に面した旧家の茶室や、
水路沿いの旧家の茶室




かって舟運で利用されていた、
水路に面した工場の出入り口、
水路へのアーチ付きの出入口




いずれも興味深い景観でした。
 
 
 

投稿者:モリグチヨシヤスat 21 :20 | まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2007 年8 月10 日

キャンドルナイト

9月29日にキャンドルナイトコンサートを企画してます。

かが市民環境会議が主催の「エコフェスタ」の前日イベントとして、山代温泉のはずちを楽堂で、キャンドルナイトコンサートを行います。

はずちを楽堂




今日は、事前打ち合わせ、

竹あんどん




会場に並べる「竹あんどん」の試作が出来上がりました。
なかなか幻想的な灯かりになります。



日暮れを待って、竹あんどんの灯かりの中で、シタール&タブラのインド音楽の演奏会とドラマリーディング(朗読劇)を行います。

投稿者:モリグチヨシヤスat 23 :19 | まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2007 年6 月3 日

歩いて買い物

スーパーや郊外店に押されて、
個人商店が次々と閉じられていった大聖寺の市街地。

最近、小さなお店が戻ってきはじめてます。

休日限定営業の手作り家具屋さんや、

土日限定営業の手作り家具屋さん




車庫を改装したお花屋さん、

ガレージショップ?お花屋さん




屋形舟の船着場でも、
地元農家の野菜を並べています。

野菜の直売「舟見ええもん市」



投稿者:モリグチヨシヤスat 18 :42 | まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2007 年3 月10 日

空き地

大聖寺の街なかを歩いていて感じるのは空き地が多いこと。駐車場に利用しているところもありますが、手付かずのところも多いようです。

旧市街地の空き地(大聖寺)




昔からの城下町の町屋つくりのせいで「間口が狭く奥行きが深い」区画になっています。


駐車場にするにも不便な空き地が多いようです。


市街地への定住促進のためには、町屋の改修も良い案なのですが、あちこちに点在する、単独では利用価値の低い空き地を整理して2世帯住宅を作るような街づくりも必要なように感じました。

投稿者:モリグチヨシヤスat 11 :40 | まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2006 年11 月18 日

街の景観調査隊

加賀市の景観条例制定の準備で景観調査。

大聖寺には古い町並みがたくさん残っています。

景観調査(耳聞山)




目に見えるところだけではなく、地下にも貴重な城下町の名残が残っているようです。市民病院横では発掘調査を行っていました。

景観調査(遺跡発掘)





でも、個人的に魅力を感じたのはコレ!
景観調査(秘密のトンネル)



普通の風景なのですが、秘密基地へのトンネルみたいでとっても面白い。ちょっと変わった景観調査レポートでした。

投稿者:モリグチヨシヤスat 20 :22 | まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2006 年9 月16 日

地域再生システム論

地域再生論(先端大学公開講座)




北陸先端大学院大学の公開講座「地域再生システム論」に通い始めました。これから3ヶ月、地域の再生の取り組みを、政府や地方自治体、民間団体の活動事例で勉強します。

投稿者:モリグチヨシヤスat 23 :11 | まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2006 年9 月15 日

酒屋さんへおつかい

北陸中日新聞




「酒屋さん」の将来像発見を

 私の世代はまだ、空き瓶を持って「酒屋さん」まで、お酒やビール、しょうゆなどを買いにいった記憶があります。しかし、瓶から缶やペットボトルに、容器の主流が移っていくにつれ、生活の中での「酒屋さん」の存在感が薄れていったようにも感じています。
 高齢化が進み、少子化・核家族化の進展ともあいまって、自動車を使えない老人独居世帯の増加が予想される昨今。もう一度「酒屋さん」の役割を考えてみる必要があるように思います。
 酒販だけでなく、地域の生活拠点として、買い物代行や安否確認、瓶や缶のリサイクルの拠点など、新しい形での、御用聞きの再開で、街なかの小さな「酒屋さん」にしかできない将来像が、まだまだ見つけられるのではないでしょうか。



街の酒屋さん



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2006 年8 月25 日

路面電車

今年の4月から、富山にちょっとオシャレな路面電車が走るようになりました。
富山LRT1




万年赤字のJR路線を改修して作った、ライトレールと呼ばれる路面電車です。

ヨーロッパの都市では、ポピュラーな交通機関ですが、本格的導入ということでは、日本で最初のケースです。


デュセルドルフの路面電車



ストラスブールのLRT





JR時代はどんな手を打っても赤字、電車のダイヤも削られ、使いにくい路線だったと説明がありました。新交通機関に移行する際、駅を増やし、運行本数を増やし、終電の時間も遅くして、地域の住民に受け入れられる鉄道目指したそうです。結果、使いやすくなった路面電車に、お客さんが帰ってきているということでした。

今は「お試し期間」ということで、全線均一料金200円が半額の100円ということですが、そう遠くない時期に黒字化するかもしれないという可能性を感じました。


追記をみる

投稿者:モリグチヨシヤスat 17 :20 | まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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