2007 年01 月03 日
やらせタウンミーティング
「やらせのタウンミーティング、恥じ入るべし」
金沢市で昨年6月開かれた司法改革のタウンミーティングに参加した。行政書士事務所の開所を控えていた時期でもあったし、裁判員制度に関して法相らの意見が聞けると大いに期待していた。
死刑制度などを文献で勉強し、疑問点をまとめたメモを持って参加した。会場では、映像による制度の紹介や関係資料の配布、湯茶の容易と至れり尽くせりだった。
会場はいっぱい。質問は活発で、南野千恵子法相(当時)らの答弁も内容が充実していると感じ、短い期間によく勉強したものだ、と関心したのだった。
ところが14日の報道によれば、このタウンミーティングでも「やらせ」が発覚した。12人の質問者のうち3人はサクラだったという。会場でのあの感激はなんだったのか。腹立たしい限りだ。
そういえば質問順の中程で、多少まとの外れた質問ではあったが、朴訥ながらも自分の意見を精いっぱい届けようとする老人がいた。会場からは、苦笑も漏れていたのだが・・・。
筋書き通りの質疑を演じた関係者は、この老人に深く恥じ入るべきである。
タウンミーティングの記念品です。(これ以外は一切いただいていません)
投稿者:モリグチヨシヤスat 22 :40| 政治 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )