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2007 年11 月01 日

田舎のバスは・・・。

「バス会社撤退、新地域交通を」

北陸中日(11月1日)




加賀市内の赤字バス路線の廃止が申請され、来年春には8路線が姿を消します。住民向け説明会での「空のバスを走らせるのは税金のムダ」という意見からは、廃止もしかたないと思え。「バスが唯一の交通手段」という利用者の声からは、経済性だけで判断してよいのかとも感じました。

確かに、既存のバス会社の運営では、利用者のニーズに応えきれていないのも事実で、加賀市の説明どおり、バスはもう役割を終えてしまったのかもしれません。しかし、説明会の参加者の声は、コミュニティバスや乗り合いタクシーなどの、住民主体・利用者主体の、新しい地域交通網の確立を求めているようにも感じました。

バス路線廃止をマイナスにとらえるのではなく、バス会社の撤退を、新しい地域交通への転換のチャンスとする、次の動きに期待したい。

大聖寺駅前のバスターミナル


投稿者:モリグチヨシヤスat 11 :15| 公共交通 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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