2007 年12 月05 日
オシム監督と著作権
サッカー日本代表のオシム監督、意識を回復したようです。「試合の結果は・・・」とか
「冷たくなければアイスクリームじゃない・・・」とか
さっそく、オシム語録も復活しているようす、更なる回復と現場復帰を祈ります。
オシム監督がICUで闘病中に、インターネットの世界を飛び交ったのがこのバナー。回復を祈って、あちこちのホームページやブログに貼り付けられていきました。
ところが、回復への祈りとは別に“著作権”という思わぬ問題も発生。
バナーの画像の元になった写真には、著作権を持つ作者がいるわけで、使用許可などの手続きが必要になります。今回はこの手続きがとられておらず、いわゆる“無断使用”という状態になってしまいました。
「身内だけ」とか「短期間だから」とか、著作権については軽く考えられがちなのですが、作者の著作に対する思い入れは大切なものです。今回は「オシム監督の回復を祈る」という純粋な動機から発生したということで、事後承諾という形にはなったものの、著作権問題はスムーズに解決したのですが、他人の著作を扱う場合、もう少し慎重な対応が必要なのかもしれません。
意図の有無にかかわらず、想定外の広がりをみせる“インターネット”の世界、業務として、著作権関係の手続きも取り扱っているものですから、今回の経緯はたいへん勉強になりました。
投稿者:モリグチヨシヤスat 18 :00| ニュース | コメント(0 ) | トラックバック(0 )