2007 年12 月20 日
福井駅再開発
「閑古鳥が見たければアオッサに行け!」なんて噂話で福井駅まで。今年四月に鳴り物入りでオープンした「県」+「市」+「民間」共同出資の再開発ビル、ビルの名前の“アオッサ”は福井弁で「会おうよ!」の意味。
県民ホールや図書館などに、ファッション系の商業施設を融合させた福井駅再開発の核となるはずの施設でしたが、予定のテナントには立て続けに逃げられるなど苦戦中の様子です。
当初から言われていた、福井駅とのアクセスが不自然という問題点も、
開業半年を経てやっと改善はしたのですが、集客力アップの決め手になるには力不足。
平日のフードコートや市民交流ラウンジでは、高校生が冷暖房完備の「自習室」「談話室」として利用している姿だけが目立っています。
同じく、この秋に完成した駅前地下の大駐車場。
こちらも、予定したほど利用がなく苦戦中とのこと。
“コンパクトシティ”を目指した再開発なのですが、郊外に移ってしまった活気を市街地に取り戻すカギは、もう、ハコモノや大駐車場ではないのかもしれません。
投稿者:モリグチヨシヤスat 12 :13| ニュース | コメント(0 ) | トラックバック(0 )