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2008 年06 月28 日

ケータイ小説

最近、インターネット上のホームページやブログを読んでいて気になることがある。老若男女を問わず、“短い文節”“句読点無し”“やたらと行間を空ける”という文章が増えてきている。

↓↓ というわけで、ここから例文。


アタシ

アキ

歳?

23

まぁ今年で24

彼氏?

まぁ

当たり前に

いる

てか

いない訳ないじゃん

みたいな

彼氏は

普通

てか

アタシが付き合って

あげてる

みたいな


↑↑ 以上、例文終わり。

“第3回日本ケータイ小説大賞”を受賞した『あたし彼女』という小説だが、はっきりいって読みにくい。というか、読んでてだんだん腹が立ってくる。
だが、この文章、ケータイ電話を使ってという面では、最適の文章なのらしい。
短い文節は、単文節変換のケータイ電話の辞書機能でも、誤変換が少ないし、表示画面に制約のあるケータイ電話でも、上下のスクロールだけで読み進めることができる。やたらと多い改行や、無闇に空いた行間で、句読点以上に、文章にリズム感を持たせることが出来るということなのらしい。

↓↓ ということで、ケータイ小説風に書いてみる。


どうやら

国語文法も

時代の

節目に

あるようだ

てか

オジサンも合わせてかないと

乗り遅れる

みたいな

投稿者:モリグチヨシヤスat 15 :37| ニュース | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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