2008 年07 月17 日
漆のトイレサイン
愛知県大府市の公共施設のトイレサインが話題になっています。色や服装で区別するのは良くないと、男女を同じデザイン、同じ色(グリーン)で表示したのですが「判りにくい」という利用者の意見。文字での表記を付け加えたものの、再検討を余儀なくされているということです。
(間違えて飛び込んでしまった女子トイレの気まずさと言ったら…)
確かに、トイレにあわてて飛び込む“緊急事態”に、文字でいちいち判断するヒマは無い。直感的に「赤」「青」で飛び込んでしまいますし、オシャレなビルで男女同色表示の場合は、イラストのスカートで判断してしまいます。
(だからか?間違えるのはたいていオシャレなビルのトイレだ!)
長年の習慣ですから、あまり考えすぎると、ひと目で判るようにした“記号化”の意味が薄れてしまいます。
山中温泉の総湯前の劇場「山中座」では、山中塗りのトイレサインで表示。
“黒漆”と“赤漆”のコントラストが綺麗です。
投稿者:モリグチヨシヤスat 13 :00| ニュース | コメント(0 ) | トラックバック(0 )