2009 年03 月07 日
身の丈にあったまちづくり
山中温泉の共同浴場「総湯」と「ゆげ街道」の整備が終わって。今、工事に入ったのが山代温泉の「総湯」と「古総湯」、そして「湯の曲輪」の町並み再生工事。計画中なのが、片山津温泉の「総湯」と柴山潟の防災堤防工事に付随の「遊歩道」や町並み再生の「道路拡幅」の工事。立て続けに、加賀市の温泉地で大型工事が続きます。それぞれ住民参加の『町民集会』で意見を聞きながら、計画を進めているのですが…。先日、誘われて片山津温泉の『住民集会』に参加。
3年前の洪水の被災経験から、県の予算で大がかりな堤防が作られています。それに寄り添う「遊歩道」の整備が市の計画。もちろん、「総湯」の移転新築や町並み再生を行う「道路拡幅」も絡んできます。
住民アンケートの結果を見ると、あれも欲しい、これもやりたいっていうような希望がいっぱい。全てを叶えた「総湯」の姿は、スーパー銭湯に近いものになってしまう。だから、『それって総湯?』みたいな違和感を感じたのですが…。
でも、「総湯」をスーパー銭湯にはしないって、住民の意思も働きそうです。
「遊歩道」の方だって、ベンチと必要最小限の休憩所(トイレ?)と、植栽で充分という声も出ている。
身の丈にあったというか、なかなか難しい調整作業が待っていると思った。
投稿者:モリグチヨシヤスat 06 :29| まちづくり | コメント(0 ) | トラックバック(0 )