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2008 年3 月27 日

薬膳教室(3)良薬は口に美味し

このところ、日曜毎に仕事や研修会が入り、なかなか更新できなかった(泣)
さて、3回シリーズのハートハウスさんでの薬膳レシピ教室も今回で最終回です。
真冬の1月から始まった教室ですが、既に季節は春に移行。薬膳では季節毎に食べると良い食材があり、今回のテーマは「春は肝臓の季節 〜体のあく出し〜」です。
春は体に溜め込んだものを排出(デトックス)するのに適する食材に恵まれ、また酸味のものを食べるようにすれば、バランスを崩しやすい肝臓の働きを正常にすることができると言われます。
ということで!本日のメインは肝臓に着目したメニューです。
メインは「タラのウコン焼き 豆板醤ソース」
たら



スープは利尿効果とリラックス効果の高い茯苓(ブクリョウ)を煮出した鶏ガラスープをベースに、酢とラー油を入れて作る「酸辣湯(さんらーたん)スープ」です。これがまためっちゃ辛いのダ!!
汗と尿を出やすくするデトックススープです。
さんらーたん



ご飯ものは「蓮(はす)の実とヨクイニンの炊き込みご飯」と言ったメニューでした。今回は参加者のみなさん、そしてハートハウスさんのスタッフの方々、健康(美)意識がとても高く、講義中には質問が飛び交い、私も緊張感を保ちつつ、楽しく薬膳をお教えすることができて有り難かったです。
この場を借りてお礼申し上げます(ペコリ)
講義中



最後に、とっておきのスイーツを☆ 
私の大好物、黒ゴマを用いたデザートの「黒ゴマはちみつプリン」。
これはほんとに絶品ですヨ。何個でも食べたくなってしまう味。ちまたではあまり見かけない龍眼(りゅうがん)の実を最後にトッピングしました。
お茶は山査子の実をフライパンで軽く煎って飲んでいただきました。このお茶もまったく漢方臭さがなく、お肌の美白効果もあるため、皆さん喜んで飲んでくれたようです。
やっぱり良薬は口にも美味しくないとね!
ゴマプリン



今回、ハートハウスさんで講師をしながら感じたことは、社長さんを始め、働く女性が皆イキイキしていること、そして「女性が元気でいられる生活」を応援している会社はやはりいいなということでした。提案しているキッチンも素敵だけど、キッチンを通して女性の豊かさを支援するということは今の時代にピッタリですよね。受け入れられるはずです。やっぱりいつの時代も女性が元気でないとネ!
気になった方はぜひホームページをご覧ください。スタッフの方が綴る料理教室のブログもあります。http://www.hearthouse.jp/cooking/index.html



投稿者:和み
at 22 :29 | 漢方について | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2008 年3 月7 日

認知症はせつない

先週、薬剤師会の研修会で「認知症サポーター 研修会」というのがあり、参加しました。
認知症というのは以前「痴呆症」と呼ばれていましたね。
私が中学生のころ、祖母がこの痴呆症になってしまい、母が大変苦労をしました。
もの忘れ、夜中の徘徊、食べてもその記憶が残らないに始まり、
妄想、誤飲、暴言、不潔行動など、多感な年頃だった私はそのひとつひとつの行動が受け入れられず、時に嫌悪したのを思い出します。
今ではその痴呆を引き起こす原因物質(アミロイドβたんぱく)が特定され、「本人はなりたくてなったわけでない、まして、なった当人は初期のうちは、変わってゆく自分に1番恐れと不安を抱いている」
その言葉を頭のなかで復唱し、優しく接することができなかった祖母に可哀想なことをした、と後悔した日でした。そうそう、、私は「天然ボケ」なところが多々あるのですが、本当にボケたら、、人は「認知症」とわかってくれるのだろうか。微妙じゃないですか?
認知



投稿者:和み
at 22 :52 | 日記

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