2009 年11 月03 日
薬膳スイーツを作る
今日の祝日は薬膳スイーツ作りにチャレンジ!題して・・・
「和み風 黒い薬膳パウンドケーキ」
とっても香ばしく焼けました〜♪
なぜ黒なのか・・・?
それは・・・
漢方の理論(五行説)でいうところの
「黒」=「腎」を指します。
腎はただ尿を作るだけの単純な臓器ではなく、、、
ホルモン・代謝・成長・生殖器機能をつかさどる大事な臓器として
東洋医学では考えます。
耳や髪、膀胱の働きも「腎」の働きと密接な関係があるんですヨ。
簡単に言うと、、、
腎の働きが低下すると、
老化が早く進むと考え、中国では「補腎薬」を親孝行として
プレゼントする習慣もあると聞きます。
というわけで、前置きが長くなりましたが、
この腎の働きを良くする食材は「黒い色のもの」が
あげられます。
具体的には、、、
昆布やわかめ、ひじき、きくらげ、しいたけ、黒ゴマ
黒豆、あずき、くるみ、黒酢、、などなど
この黒の食材をお菓子作りに少し応用したいと思い、
今日は「黒のパウンドケーキ」を焼いてみました。
<中身の薬膳食材の紹介>
黒ゴマ、くるみ
松の実(腸を潤し便秘に良い)
なつめ(脾を補い、精神安定効果もある食材)を入れます。
なつめは数週間前より、刻んでラム酒に漬け込んでおきます。
砂糖はもちろん「黒砂糖」を使用します。
白砂糖と違うのは、何よりも温性でミネラルが
豊富に含まれることです。
さて、、、
この黒の薬膳パウンドケーキ、
11月18日に当店で行う
「心と体があったまる温灸セミナー」で
参加の皆様にお茶と一緒に召し上がっていただきたいなぁ〜と
思っています。
当日はこの大事な「腎のお話」も講師の柳田先生にお話して
いただこうと思っています。
定員は10名で、既に8名ご参加の意思をいただいておるので、
あとわずかな席数ですが、参加ご希望の方はお電話でご予約くださいね。
投稿者:和み
at 21 :21| 漢方について