乙女少年団…通常Ｖｅｒ．
猫川です（眠いのでひねりなし）。ということで通常Ver．とゴエちゃんフュ〜チャ〜Ver.に分けたいと思います（でないと書ききれん！）。
簡単なあらすじは追記に書いておきます。途中から反転させてますので（＾＾；あしからず〜
そんな訳で、陸軍の男達としてカリカ家城、カリカ林、ＰＯＩＳＯＮ阿部、コンマ竹永、デッカチャン。そして彼らの上官・ゴエちゃん。バーテン前田が前田ししょう…この７人がメインの話ですが…
実は今回のお芝居ではこれを持って芸人を引退する方がいらっしゃいまして…それが前田ししょうさんでした。
今までに単独のイベントもなかったというので、『ＬＩＶＥ ＴＨＥ 前田ししょう』と言うイベントも起こし、今回のお芝居の内容も若干絡んでいるようなそんな感じでした。
笑わせる部分は大半ではありますが、最後の部分は真剣に泣けてくるような話になりまして…猫川３回観ましたが…千秋楽。解ってても辛かったです。ちと泣いちまいましたしね。
泣かせる部分に関しての内容が全て『前田ししょう』と言う芸人さんへの言葉にしか聴こえてこなくてですね。
…そこまで他の芸人さんに惜しまれているんだなと言うのが…特に最後となる千秋楽ではひしひしと感じましたよ。
お芝居そのものもええ話だったし、何より一人の芸人さんの最後を送ることが出来たと言うのは体験する事は殆どないと思います。
そんな場に立ち会えてホント良かったと思いますね。
多分、猫川の中では忘れることのないそんなお芝居だと思います。ハイ
【乙女少年団『オカマ〜ズ７』】
３０才を前にした陸軍自衛隊の男達が集うオカマバーで繰り広げられる内容です。
ある月曜日、またオカマバーに集まる男達。そこに上官が現れ「戦争が始まった」ことを陸軍自衛隊のメンバーに告げられる。
店に集まる男達は正直戦う事を望んではいない。自分達に見えている先は『特攻』なのだから。
それだけは避けたいと思っているのだが、そこである情報を聞くこととなる。
オカマになると除隊できる…と。
そして、オカマになって除隊した者が実際に存在すると。
戦うくらいならオカマに！と言う男達に軽く励ますマスター。
妻と子供もいて何一つとりえのない３６歳の民間人のマスター前田。
義理の妹・フーミンからいつも不満を言われ続けていたくらいの情けない男だが、その男にも召集令状がかかる。
今まで蚊帳の外だったはずの内容がいきなり自分に降りかかってきて焦る前田。
そして、男達の中から一人、一人と特攻命令が下される。
特攻を行なう日は１週間後の月曜日…
月曜までにオカマとなって除隊するしか命の保障はない！
ということで男達７人はオカマを目指すのであった。
日を追うについて次々と特攻命令が下され、月曜に近づくにつれオカマ度を増していく７人だったが、前田は一人悩んでいた。
自分の愛する妻に戦争になったこと、自分は隊に召集されたこと、特攻部隊に選ばれこのままだと月曜日には行ってしまうこと…これらを妻に話せずにいた。
そしてそのことが義理の妹にバレてしまう。
義理の妹にとれば自分の姉（前田の奥さん）を幸せにする事が大切な事では？と言うのでその気持ちを前田にぶつけるのだった。
さらに日が進むにつれてますますオカマ化されていく男達。
そして、土曜日…思い思いの立派な（？）オカマとして生まれ変わるために余念のない状況でフーミンは前田にあるお願いをする。
お姉ちゃんと、別れて欲しい…と。
このままだと未亡人になってずっと結婚しないでいるだろうと。
お姉ちゃんのダンナがオカマと言うのはお姉ちゃんがかわいそうだと。
お姉ちゃんの本当の幸せを考えているのなら別れてくれ…と。
そして、特攻前日の日曜日。
男達は自分達が思い描いたオカマとして登場する。
その苦労が実ってか男達は除隊が（内々ではあるが）決定したところで一人何故かいない。
前田である。
皆で前田を探すと…
前田は陸軍の制服を着て登場する。
そして男達の前で「自分は明日、特攻に行く」と宣言した。
最初は冗談だと思っていたのだが、彼は言う。
「僕は夫であり、父親。だからオカマとなって生きながらえるよりも、夫として父親として死んで行く事を望む。…当然死ぬのは恐い。恐いけど、最後まで夫として父親として命を全うしたい！」と…。
そしてフーミンに「特攻に行く事を妻にも告げられないダメな夫だけど…僕が死んでも気にしないで欲しい。再婚しても構わないから。それだけを伝えて欲しい」と…。
妻のため、子供のためにあえて命を落とすことを選んだ前田を引き止めるが決意が変わらないことに応援する男達。
フーミンも前田の気持ちを知り泣きながら言う「お姉ちゃんは幸せだと思う。」と…。
そして最後の敬礼を経て特攻へと旅立つ前田だったが…（以下はオチなのでナイショ♪）
投稿者：猫川蒔絵at 02 :12| カリカ | コメント(0 ) | トラックバック(0 )