<< 前のエントリ | メイン | 次のエントリ >>
2007 年07 月03 日

今週の病気

先週の土曜も、病気を求めて河北潟のアグリ塾体験農園へ。
前日、飲みに出てしまい、起きたのは13時過ぎ…。メシを食ったり、シャワーを浴びたり、頭を丸めたりで、今回は16時頃の訪問となった。

で、行ってビックリ。
カボチャのツルが根元から切り取られ畑の隅に積んである。
塾生の人によると、「疫病」が発生したとのこと。見れば、ほぼ全滅した畑もあったりして被害甚大である。

疫病は、一般には「はやりやまい」や伝染病一般を指す言葉だが、植物の病気の世界では疫病菌(Phytophthora属)による特定の病気を指す。
まあ、これがやっかいな病気で、気温と湿度が適当だと一気に畑全体に広がる。また、カボチャの実につくと、収穫時に症状が出てなくても、市場や小売店で腐り(買ってきて数日のカボチャが、台所の隅で真っ白になって異臭を放っていたりするを体験したことはない?)市場価格が暴落するので販売農家には特に恐れられている。

うーむ、強敵の疫病とはいえ、私が関与している畑で、これだけ持っていかれてしまうとは…。病気愛好家ではあるが、(自称)防除の専門家でもある私としては、内心、ジクジたるものがある。

しかし、体験農園については「失敗」を体験するというのが一つのコンセプトになっているとも聞く。
ここでなるべく失敗しておいて、農業の難しさを知ってもらうとともに、就農後の失敗を減らそうということらしい。確かに、あらかじめ一通り失敗しておけば、どこに落とし穴があるか前もって知ることができるからなあ。

と言う訳で、今後も病気に不自由することはなさそうなのだが…なんだかなぁ。


現場到着時には、もう病気のカボチャは片づけられていた。もうちょっと早く起きればよかった…。
カボチャ疫病(つる)カボチャ疫病(遊走子のう_小)カボチャ疫病(遊走子のう)
変色して白い粉が吹いているようなのが、病気の部分。真ん中と右は遊走子のう。ここから遊泳性の胞子「遊走子」が出てくる。
ちなみに遊走子のう先端のポッチリを「乳頭突起」といいます。おっぱい!おっぱい!(by 2ちゃんねる)

他にも「うどんこ病」が発生はじめ。これからがシーズンです。
ちなみに、この病気は「えびすカボチャ」を作るとほぼ確実に出る。

カボチャうどんこ病カボチャうどんこ病(葉)カボチャうどんこ病(病斑)


こちらはスイカに出た「灰色かび病」。
涼しいと出るタイプなのでシーズンも終わり頃か?
スイカ灰色かび病スイカ灰色かび病(病斑拡大)


ついでにムシも…。
ウワバ類セスジスズメ?
左はエンドウについていたウワバの仲間(なんとかウワバ…)。右の黄色いスポットが粋なヤツはサトイモについていたセスジスズメ(たぶん…)。

投稿者:親方
at 02 :13| 趣味 | コメント(2 ) | トラックバック(0 )

◆この記事へのトラックバックURL:

http://blog.nsk.ne.jp/util/tb.php?us_no=1543&bl_id=1543&et_id=52103

◆この記事へのコメント:

◆コメント

ファーブル先生みたいだ...。

投稿者: ワーム刑事 : at 2007 /07 /05 00 :17

◆コメント

そこまで粘着質ではないです。

投稿者: おやかた : at 2007 /07 /05 01 :04

※必須