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Bora

マセラティ・ボーラです。
車屋さんに行ったときに、新規車検を取得するとの事で
入庫していました。

○十年前程に少年だった方には
懐かしい車ですね。
本当に歳がばれてしまいます。






当時のイメージカラーはソリッドの水色だったでしょうか。
これは淡いブルーメタリックです。


この車、この姿形だけに
ランボルギーニ・ミウラやフェラーリ・BBといった
パフォーマンスを売り物にしていた車と
比較されて論じられる事が多いです。
まあ、V8の4.7又は4.9リッターで300馬力以上あるので
カタログスペックとはいえ、それなりの性能は
持っています。


ところが、マセラティというメーカーは
高級GT車がお家芸なんですね。
ボーラもその例に漏れず、ミストラルやギブリの血を受け継いだ
GTなんですね。
デ・トマソ傘下時代も、現在も
その路線は変わっていません。

そういえば最近、変なのを作ったなーと思ったら
中身は円蔵でしたね。(^^;

フェラーリはコンペティション活動のイメージを
ロードカーにふんだんに盛り込むのが好きです。
対してマセラティは、あんまりその辺りに
積極的でないですね。
某ディーラーは「日本仕様」として
足を固めたりした奴を作らせていますが
少々的を外している感があります。


面白い事に、ボーラには
シトロエンの血が入っています。
同時代のメラクやカムシンも同様ですね。
現行車だった当時、技術・業務提携していて
シトロエンのお家芸である
ハイドロ機構を使った箇所があります。

シトロエンにはV6エンジンを差し上げた模様で
SMと言う車に、メラクやカムシンと同じエンジンを
積んでいましたね。
味付けは違うのだろうと思います。


さて、フェラーリ傘下となった事で、円蔵の皮を変え
マセラティのエンブレムを付けてしまうご時世です。
あのゆったりしたイメージを崩して頂かないと良いのですが。

ねえ、○ーンズさん。

投稿者：やat 19 :03 | お出かけ | コメント(4 ) | トラックバック(1 )