2006 年4 月3 日
のんでPA
呑んで、ではなくて。ソメイヨシノも開花し、疎水沿いに植えられた水仙も
春の装いと言ったところでしょうか。
PAとはPublic Addressの略。
声を大きく拡声する、という意味ですね。
京都は一乗寺にあるお馴染みの店、喫茶「のん」。
小さい店です。
金沢・京都の距離でお馴染みというのも
妙な話なんですが
馴染みなものはしょうがない。(笑)
ちょくちょくライブなど催されますが
電気楽器は別として
歌、楽器とも生音でやる事が多いです。
まあ小さい店なので、不要というだけのこと。
この「のん」で
歌もギターもPAを通して
やりたいとおっしゃる方がこちら。
ではなくて
70年代に活動開始され、暫しのブランクを経て
20世紀も終わりに近づいて再始動された
中山ラビさん。
最近精力的に活動されています。
呟くような声もはっきりと聞いて欲しい、
曲によってバランスをとって欲しい…など。
演者によって表現方法は様々ですからね。
PAも表現の一部と考えれば
それも有りでしょうか。
とはいうものの、Voとインブリッジピエゾの
ギブソンLG-1だけですので
たった2チャンネル。
なのでこれだけ。↓
用意したのは
・ベリンガーの小さいミキサ
・デジテックの踏んづけリバーブ
・58
・バランスシールドと普通の1芯シールド等
DIすらナシ。
それと「のん」常設のパワードSP。
プロ相手になめてると思う無かれ。
音声信号を通す物が少ないほど
音はクリアであります。
シールドやコネクタ類は
ある程度の品質をクリアすべきと思いますが
このあたり、神経質になる程宗教じみてきますから
手持ちのもので。
アンコールの最後で
リバーブの電池が切れて、テルミンみたいな
大きな宇宙船を飛ばしてしまいましたが
(ラビさんごめんなさい)
ぼちぼち良い感じだった…と思う。
当初、工夫して返しをしようかとも思いましたが、
前日に解体作業をしていたので
すっかりタイムアウト。
ラビさん、いい人なので
歌いづらかったのかも知れませんが
文句一つ言わずお礼を言ってくれました。
PA有り・ナシは兎も角
ハコが気に入って頂いたら
またやって頂きたいですね。
カッコ良かったです。(^-^)
投稿者:やat 18 :31 | お出かけ | コメント(4 ) | トラックバック(0 )