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2010年04月07日

祖父の日本外史

中学生の頃に「少年老いやすくしてーー」等と、独特の読み方に触れてから、現在、66歳になるまで、漢詩、漢文の世界から得る知識、また、その読み方から味わえる心は、小生の人生にとり、大切な世界です。別に、漢文に触れなくても、日本語の熟語の中には、多くの漢語が使われています。これは、料理の塩、砂糖のように、自然にとけ込んでいると言えるのではないでしょうか。このように話していますが、漢文を白文で読める能力がある訳でもありません。むしろ、漢文の読み方と現代語訳を備えた本から、その知識を得ました。

このような方法でも、多くの知恵と漢文の読み方を味わう事で、随分、豊かな人生を暮らせたと思います。最近、祖父が読んでいた頼山陽「日本外史」の漢文本を開いてみました。いつものように、和訳がないかと調べましたら、ありがたい事に、ウエブに、全訳のページがありました。

それを参考に、祖父の本を、ぼちぼちと書き写しながら読もうとしましたが、印字が薄くなり読みづらい文字とか、漢文の読み方を知る上での「一、二、上、中、下、甲、乙、丙」等の文字が消えていましたので、神田の古本屋で、手頃な古書を購入しました。この本には、流暢な仮名文字で、風月翁の序文がついているでは有りませんか。やはり、内容が気になりましたが、小生には変体仮名は読めません。

そこで、ウエブを検索していましたら、頼山陽を研究しておられるページがありました。早速、メールでお訪ねしましたら、すぐ、回答を得まして、本当に、感謝しています。小生は1943年生、其の方は、プロフイールでは昭和43年生とあります。何か、清々しいご縁を感じました。

最近、若者の文字離れが取りざたされていますが、老若男女を問わず、漢文の世界を知る事は、人生を豊かにすると思います。今回、博学な若い人達の存在を知り、頼もしく思いました。日本語をより深みある存在とする為にも、ご活躍を祈らずにはおれません。日本文化として継承して欲しいと思いました。本当に、ありがとうございました。孜拝
(添付写真は、祖父遺品の日本外史です。)

投稿者:孜at 17:04| 日記 | コメント(0)

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