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2017年02月21日

「何でも鑑定団」に思う事!

齟齬亭 小噺

弥:「この重箱、重宝してるワ」
北:「古いもんか?」
弥:「明治期やろか、最近、修復したわ」
北:「鑑定団に出したら」
弥:「そら、無いわ」
北:「何でや?」
弥:「馴染みの重箱や、値段つけて、どうする?」
北:「成る程、そうかもなぁ」

最近、良く、鑑定団の番組、楽しく拝見しています。美術品、収集品ーと、多種多様です。これも、埋もれている美術品を見出すには、良い事かも知れませんが、「用の美」を大切にする小生には、暮らしに使われる品々が、鑑定団に出る事に、一抹の寂しさを覚えます。何となれば、長年、各家庭で使われている品々は、馴染みの品々、生活に困っているなら兎も角、小生には、到底、出来ぬ事です。そこで、思いを小噺にしました。

投稿者:孜at 19:00| 日記