2005 年02 月27 日
世界一の技を求めて
新しい仏壇の姿を求め、親方は佐竹辰五郎さん(タツゴロウ王国の山中塗師さん)の紹介で、ロクロ木地師の辻さんを訪ねた。この方は佐竹さんとともに、世界初の透ける漆器を生み出した技の持ち主。
光が透けるまで薄く木を削って器の形に仕上げるわけだから、
世界一といわれる山中の木地師のロクロ技だからこそ出来た器だ。
木地、漆塗、蒔絵、打金具、彫り、金箔、鋳物、表具、建具、陶器と
あらゆる工芸技術の総合芸術である仏壇。
さまざまな一流の職人さんの仕事場を訪ねることは、
より良い仏壇製作の糧となるようだ。
なにか凄い作品が生まれる予感がする。
投稿者:与五朗(よご)at 10 :10| 伝統工芸 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )