2005 年04 月21 日
幻の和傘 「ぶんか仕上げ」
匠倶楽部の長老、金沢和傘の松田さんから「戦前に傘屋が華を競って造った『ぶんか仕上げ』いう傘があった」
と聞かされた。
和傘の骨や軸に漆を塗りこみ蒔絵を施したものだそうだ。
往時、200件を越えた和傘屋も今では松田傘・ちょうちん店だけ。
「ぶんか仕上げ」という、金沢固有の和傘は最早
松田さんの記憶の中だけに存在する幻の傘となってしまった。
「なんとかわしの手で復活さててみたいもんじゃて」
確かに匠倶楽部のメンバーならできる。
皆さん、私は日本で唯一の幻の和傘「文化仕上げ」は
の復古は大変魅力的な企画ではないかと思うのですが
ご意見をお聞かせください。
↑きっちり閉じると蒔絵が浮かび上がる。
松田さんの証言を元に再現してみました。
投稿者:与五朗(よご)at 09 :43| 伝統工芸 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )