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2008 年10 月10 日

JBH-AA01

原油価格高等の煽りを受けて最近の自動車業界は低燃費の車が受けていますが車の世界では精々よくっても35km/ℓ(TOYOTAプリウス:カタログ値)位ですが、原付の世界では110km/ℓ(30km/h定地走行テスト値)なんて数字を出すものがいるのです。







それはスーパーカブ。お蕎麦屋さん、郵便配達、新聞配達、銀行や電力会社の集金にも使われる、ザ・働くバイク。

タンクの容量は3.4ℓなので1回満タンにすると374kmも走れてしまう計算になります。富山・金沢間を約60kmとすると3回も往復できてしまいます。今、レギュラーガソリンが大体157円くらいなので満タンの料金が534円、金沢までの片道が約89円です!

カタログの数値は何の障害物も無い、無風状態のサーキットを時速30kmでずーーーーーーーっと走り続けた結果なので、信号で止まったり、坂道を走ったり、ちょっととばしてみたりする実際の使用方法だと燃費は60〜80km/ℓほどになるらしい・・・。そうなると金沢までの片道料金は60km/ℓで計算するとちょうどガソリン1ℓの値段と同じ!

それでもすごい!

もちろん雨が降ればぬれてしまうし、雪が積もれば走れなくなってしまうし、カーナビやカーステレオもないし、荷物も多くは積めないし、一人しか乗れないし、高速にも乗れないし、二段階右折をしないといけないし・・・とマイナスな面もすぐに考えられてしまいますが、

晴れたときに乗れば良いし、ナビは無くとも、迷ったら止まって地図を見れば良いし、音楽が聞きたかったら首からラジオでもぶら下げていれば良いし、高速に乗らなければ料金もかからないし、いつもそんなにたくさん荷物があるわけでもないし、たまには一人のときも良いし、二段階右折が必要な大きな交差点はもともとそんなにたくさん無いし、実はそんなに困らないのかもしれません。

カブが誕生して今年で50年らしいです。記念モデルも出ていました。
http://www.honda.co.jp/supercub/
地味に映画もやってたようです
http://www.supercub-movie.com/
(※スピードの出し過ぎに気をつけて)

生産累計6000万台、世界15カ国で生産、のべ160カ国以上で販売。
私が初めて乗ったバイク、スーパーカブデラックス50、今年で50歳。

1983年頃のスーパーカブ50のカタログ燃費はなんと180km(時速30km定地走行テスト値)だったらしいです!

が、2007年以降の燃料噴射型カブは排気ガス対策を優先した設定のため燃費110〜116km/Lに悪化したらしいです。

『燃費110〜116km/Lに悪化』ってすごいフレーズですね(^_^;)

投稿者:○○君
at 23 :10| ターセル2 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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