2009 年02 月28 日
ダックスフンド
今回も犬の話である。数年前、訳あって家を明けてもらう交渉をしていた。
そこには奥さんと子どもしかいない家庭であり、
引越しの話がなかなか具体的にならず、いつも玄関先での話であった。
何度か訪問を重ねてようやく部屋へ入れてくれた。
すると主(奥さん)の前に仁王立ち?する生き物がいるではないか!
ダックスフンドだ!
※解説
ダックスフンド(Dachsfund)ドイツ原産で、アナグマを表すダックス(
Dachs)と犬を表すフント(Hunt)のドイツ語の組み合わせたもの、つまり「アナグマ犬」と言うことで猟に用いられたことに由来する。
アナグマのみならずネズミ、穴ウサギ、テンなどを獲るため小さい穴で狩りが出来るように改良され、短足胴長スタイルになった・・・とのこと。
性格は、生まれつき”友好的”で”落ち着き”があり、神経質であったり攻撃的であったりということはない。”情熱的で”辛抱強い”。ただ元々が猟犬であるがゆえに、時として”攻撃的で負けず嫌い”な性格を見せることがある。
とのこと。
続き→部屋へ入るなり、その”短足”は「うー、ぐるるるー」と威嚇気味な態度で・・・とても”友好的”には見えない。
自分が右へ移動するとそちらに目をやり、左へ移動すると同じように目で追ってきて、しきりに唸り声を上げている・・・とても”落ち着き”があるとは思えない。
しばらくして主(奥さん)と外回りを見ることになり外へ出ると・・
主がなんと”短足”のリードを離してしもた。
すると・・・前回同様自分に向って一目散に走ってきた・・・危険を察知し、逃げようと駆け出した・・・が右足のふくらはぎ辺りになんかがぶら下がって思うように足が上がらず、振り返ると・・
”短足”が思いっきりふくらはぎに噛み付いていた。時として”攻撃的で負けず嫌い”の性格が今出たようだ。
人間は背後から襲われると非常に弱い、”短足”を捕まえようにも体制が悪くてうまく行かず奮闘していると、
ようやく主が捕まえてくれた・・・
深手を負った自分は、弱気になりながらも話しの続きをしてそのまま医者にいったのでした。
犬は生涯の敵だけど、”短足”にはいつか「ふくらはぎ」のカタキを取らねば・・・と今も思ってる。
投稿者:○○君
at 11 :24| カリーナ
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