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2009 年04 月08 日

先月、友人の結婚式・披露宴に招待され久しぶりに懐かしい仲間と再会を果たし、良い時間を過ごしました。同じテーブルに着いた高校の同級生の顔は少し年をとりましたが、さほど変りなく、相も変わらず同じような話題で同じように盛り上がっていたところ、浮かぬ顔をする者が一人。視線は宙を彷徨い返事も上の空で、時折乾杯酒等を一気に呷り、落ち着かない様子でした。
聞けばスピーチを頼まれていたらしく、一応は文章を最後まで考えてみたものの果たしてそれでいいのかどうか、ウケるのか、感動させるのか、或いは何も起こさないのか、自分でもどうなるのかわからない(悩)と切々と語り、司会者から呼び出しがかかるのを戦々恐々としながら時間を過ごしていました。恐らくこのとき口にした食事の味も覚えていないことでしょう。とても美味しかったのに、残念。
しかし、そんなにガブガブと痛飲していては、かの朦朧会見のようになってしまうよとたしなめてみたものの、それはそれで結構!となにか迷いの吹っ切れたように痛飲を再開する始末。
係の人に後ろから声をかけられた時、総毛立って振り向き返事をしていたので、みんなで声をかけて励まして送り出しました。
スピーチは恙無く終了し、「いやーよかった」とみんなで誉め称えながら迎えると彼もようやく安堵したようで改めて冷たいビールを一口飲み笑顔。
私たちもそれを見て笑顔に。
とてもいい式・披露宴でした。

投稿者:○○君
at 21 :58| ターセル2 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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