<< 前のエントリ | メイン | 次のエントリ >>
2009 年06 月25 日

煮ても焼いても・・・の人

長い間、当社の貸家に入っておられた夫婦のご主人が先日亡くなられた。

82歳・・・

7DKに老夫婦二人暮らしで、老いても自分らで着物販売の商売をして生計を建てていた・・・

・・・とここまではご苦労されたご夫婦って感じだが、

亡くなられた方のをとやかく言うつもりはないが、

このじいさんとばあさんに関わるとろくなことが無い。

じいさんは交通事故に二度ほど遭ってて被害者の立場になってたが「口八丁」だから、巧みに自分のペースにもっていったんだろうな・・・

保険会社と随分長い間もめてた。

また、ばあさんが銀行の入口で転んで足の骨を折り、原因は銀行にあると訴えていたこともある。

このばあさん、もともと足が悪くて松葉杖に頼っていた人である。自分で転んだんだろうな・・・恐らく。


住んでいた隣の人も、「こう言えばああ言う」で、どうにかして欲しい
と言ってた。


そんな”煮ても焼いても食えない”じいさんばあさんであったが、一昨年、じいさんが倒れてから家賃が滞りだし、ばあさんもどこか入院したらしく・・・なんとか入院先を調べたが、既に他の病院へ移っていて(病院は一ヶ月で出ていかなアカン)

個人情報なので移転先は教えてもらえず・・・


困っていた。


そこへ介護包括センターの担当者から連絡が入った。

それからは本人たちの状況が良くわかったし、弟さんの連絡先も判明し引越しの手配やら、未納家賃のことやら、解決の糸が見えてきた。


結局じいさんが亡くなる前日に滞納家賃の精算分が無事に当社に振り込まれた。

最後はきれいに精算して逝った。

残されたばあさんは、車椅子の生活だがたくましく生きているようだ。


投稿者:○○君
at 09 :23| カリーナ | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

◆この記事へのトラックバックURL:

http://blog.nsk.ne.jp/util/tb.php?us_no=1758&bl_id=1758&et_id=80481

◆この記事へのコメント:

※必須