2007 年05 月06 日
日本沈没第二部
今頃ですが、小松左京さんと谷甲州さん著の「日本沈没第二部」読みました。「日本沈没」といえば、昔テレビでやっていたのがすんごく面白いというか、ワクワクドキドキしたというか、すんげぇ衝撃やった。
確か、7時30分から「猿の軍団」という番組で、続いて8時から「日本沈没」。
「猿の軍団」も面白くて、続く「日本沈没」も面白くて、7時30分から9時のあの時間はトイレに行くのももったいない黄金の時間なのであった。
そう、昔はビデオなんてもんがなかったしね。
(て、年齢バレバレ)
この本、小松市が出てくると以前新聞で読んだので、ずっと読みたいと思っていた。
で、私が勝手に想像していた「日本沈没第二部」は、
日本は沈没したと思っていたが、実は全部沈没していなくて、石川県の小松市だけが残っていた。
小松の住民は残った日本の土地で、実は細々と暮らしていたのだった!!!
というあらすじ。
考えてみれば当たり前なんだけど、
「そんなんありえん!」
しかし、私はそう思っていた。
で、ワクワクして読みすすんだ。
いつ「小松」が出てくるんだ?
いつ「小松」の住民が出てくるんだ?
そして、残った土地でいまでも「お旅まつり」やら「すいか祭り」をやっていたのであった…のか?
しかし、日本はどうやら「全部」沈没したみたいだ。
小松も…。
わずかに残っていたのは、白山連邦の山の頂上。
それは「白山」ではないけど、白山の近くの山?
その頂上は「白山岩」と名付けられた。
んで、出てきました、「小松」が。
海の中沈んでいましたが。
「小松市立第一小学校」
−−−−−−−−−−−−−
二十五年前に沈んだ街が、そのままの形で残っていた。
「ここは……学校らしいな。位置は特定できるか」
(中略)
「たぶん、小松市立第一小学校でしょう。探査システムの位置からして、他の可能性は考えられません」
−−−−−−−−−−−−−
高校とかならともかく、小学校なんて範囲のせまい中にたくさんあるし、どうして小松市立第一小学校だと特定できるのか不思議だけど、まあそう言うんならそうなんでしょう。どうして、能美市じゃなくて、小松市なんだってツッコミ入れたくなりますが。いや、それを言うならどうして金沢ではないのかって。マニアックすぎる。
で、この後、小松市が……。
って、書こうと思ったけど、もしもまだ読んでいない人がいたらワクワク感がなくなって申し訳ないので書かないことにします。
ふっふっふ。
しかし、この本、日本人の特徴をよくあらわしてます。
投稿者:うらat 11 :41| ニュース | コメント(0 ) | トラックバック(0 )