2006 年11 月23 日
金沢刑務所 大祓式
昨日は金沢刑務所内で大祓式が斎行され、私もお手伝いに行って参りました。大祓式とは、６月末と１２月末に行われる伝統行事で、知らず知らずに身体に付いた半年の罪穢れを祓うために行われる神事です。全国の神社で斎行されますが、金沢刑務所でも神社本庁教誨師により斎行されます。しかしながら石川県の神社本庁教誨師は２名しかおらず手が足りない為私もご奉仕させて頂きました。私も実は後継の教誨師候補者として一昨年より研修を受けており、現任の教誨師の先輩神職よりお誘いを受けてのご奉仕でした。研修や研究会での施設見学では入った事はありました（三重刑務所と高知刑務所）が、実際の奉仕は初めてでした。なかなか緊張しましたが良い経験をさせていただきました。・・・いずれ教誨師としてご奉仕する事もあろうかと思いますが、それまでに多くを学ばねばと改めて感じた日でした。
投稿者：葉二（はふたつ）
at 23 :47| とりあえず日記
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◆コメント
神主さんもボランテアで刑務所に出向くんだ。
知りませんでした。
「教誨師」この字が読めなくて困りました。（笑）
投稿者： 男前のｱｯちゃん ： at 2006 /11 /29 01 :04
◆コメント
＞男前のｱｯちゃん様
コメント有難うございます。
教誨師・・・「きょうかいし」と読みます。
教誨師とは、刑務所、拘置所、少年院などの矯正施設に赴いて被収容者の心を支え、社会復帰の手助けをする宗教者のことです。教誨師は私ども神社神道の神主の他、仏教、キリスト教など全国で１７００人ほどが各地の矯正施設で活動しています。このうち神社神道の神主は約１２０名！石川県では２名です。
投稿者： kan-nushi ： URL at 2006 /11 /29 23 :25