2006 年07 月04 日
登山Jog
高校生は今日から期末試験となる。P-Jogのラスト一周をMaxFreeとした。
リラックスしたリズム、フォームを確保しつつ、最大限まで追いきる練習で、中距離、長距離に対応できる練習だ。
求めていたことが発揮できた練習だった。
大学生は、医王山の夕霧峠(標高850m)までJogを行なった。距離は18.05kmだった。
稲置学園総合運動場の標高を地形図で確認すると100mだったので、750m登ったことになる。5min/kmのペースで、89分07秒でのゴールだった。
選手たちは、蔵王のお釜(刈田岳)に行くコースに似てますねと言ってたが、蔵王のコースも、標高854mの蔵王温泉から、刈田岳駐車場の1590mまで登ることになるから、標高差は736mとなる。
ちなみに、箱根駅伝の5区山登りでは、最初の18.7kmで864m登ることになっている。コース変更前では、16.2kmで864m登ることになっていた。
以下は自論ではあるが、登り走は、効率よく、効果が高い練習だと思っている。
上り坂の微妙な角度の違いにより、接地のタイミングが早まり、平地でいう、足が詰まってしまうような走りを自然に改善しようという動きが形成されて、蹴りだしの補強、脚筋力が鍛えられる。
また、自然と視線も前方よりやや斜め上に向かうため、理想的な重心移動を補強することができる。
さらに、接地に際しての衝撃も少なくなるため、ひざ、腰に掛かる負担もかなり軽減される。
平地に戻り、Jogや流しをすると、ストライドが伸びたような感覚となるが、これは決して錯覚などではなく、実際に膝から下が伸びているということだ。
感覚が掴めないにしても、走りやすく感じることだけは、誰にでも分かると思う。
スピード練習のように速い動きを取り入れることはできないが、基礎段階としての応用はいくらでも利かせることができる。
応用した身近なトレーニングとしては、卯辰山でクロスカントリーだけどね。
投稿者:管理人at 21 :02| 練習日誌 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )