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2006 年07 月06 日

筋肉の脳

第30回金沢百万石ロードレースの実行委員会の会議に出席してくる。
移動中、ラジオを聴いていると、リハビリについての談義があった。
なんでも、脳は二つ持ち合わせていて、頭にある脳と、筋肉の中にも脳があるという。
ケガなどでしばらく筋肉の一部の動きが制限されたとき、筋肉の脳の記憶が運動するということを忘れてしまうということ。

その筋肉の脳の記憶を取り戻すことが、リハビリテーション、つまりトレーナー用語でいうリコンディションということだった。

トレーニングの反復により、体がその動きに慣れてしまうことが、筋肉の脳が記憶すうるということなんだろううか?

考え方、捉えかたの観点だと思うが、実際に記憶するのは頭脳であるが、そこで判断し、決断し、神経伝達を行ない、実際に活動するのが筋肉の抹消であるので、その活動までの流れを一つのサイクルとして脳の働きだとすれば、この考え方は正しいといえる。

実際、一度自転車に乗れるようになった人が、数年間、自転車に乗っていなくても、乗り方を忘れないのと同じように、走るということに関しても同じことが言えると思う。

今、故障と戦っている選手、思うように記録が出せなくて悩んでいる選手がいるけど、スピードや、技術的なことも実際には同じだと思うので、そういう選手たちに対しても、このことを応用してみたい。

投稿者:管理人at 22 :14| 練習日誌 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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