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2011年9月27日

掃除。

おはようございます。
石王です。
今日も天気が良さそうです。
どんどん収穫が進めばいいな−。でも事故の無いように…。

さて、毎日僕が口うるさーいのは掃除の事。
なぜか。
実は動機があります。
今をさかのぼる事十数年前の事、まだ若手の農業経営者であるという事と加工複合型経営ということで、よく見学者の方々が観光バスなんかに乗ってお見えになっておりました。
その日も、少し調子に乗りながらも魅力ある職場づくりについての将来ビジョンについて語ったりしておりまして、「いやーありがとうございました」などと言ってお帰りになった後、作業場内にあちこちタバコの吸い殻が…。
勿論見学に来られた見学者の捨てていかれたものです。
ほんとは、「しょうがねーなー。」って感じでその時は受け止めていたんですけど、じわりじわりと、「一般の感覚や、他業種の見学会ではありえないのでは?」と思い始めました。
確かに自分が同業の納屋のようなところの見学(汚い)だと何の気なくタバコを吸いポイする事も有うるかもしれない。それだ。
でもちゃんとした会社であれば、綺麗な職場であれば、ツナギ、長靴なんてとんでもない。
きちんとした格好でお教えを乞うと挑むだろうし、ポイ捨てなんてとんでもない!
話していた内容が「魅力ある職場づくり」なんて大笑い。わははー
実際はやはり粉塵が舞い土が落ちる職場ではありますが、綺麗にしておかないとタバコの吸い殻が投げ捨てられゴミが投げ捨てられる納屋以下の扱いを受けてしまう職場になってしまう。
また、働く仲間も会社自身も自分自身もそのような見られ方をされてしまう。
人の見られ方も職場風景と一緒だ。
そう感じたのです。
おそらく見学者の人たちは何の違和感もなくあくまで自然にタバコを作業場内で吸う事が出来、何の罪悪感も無くそこに捨てたのでしょう。
解ります。汚い所はさらに汚しても罪悪感にならないから、とても気楽

目指すは気楽になれない空間、緊張感、清潔感。
だから、いつもピカピカ。
お客さんには、こんな綺麗な農作業場は見たことが無い!とビックリするぐらい整理整頓が出来ている環境で、働いている方々の印象も「規律の取れたとてもいい人たちだなー。」と一発で感じ取れる環境整備が必要なんです。
埃から誇りの場所へ。

なので、作業場の床はホワイトなんです。
今のところ全国で農乾燥設備の床がホワイトなんてところは聞いたことがありません!
まだまだつっ走るぜー!
口うるせーぞ!

投稿者:樽蔵at 06:43 | 日記 | コメント(4) | トラックバック(0)

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