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2011年12月17日

ツタエタイコト

 
最近
屋内での仕事が多いせいか
天気予報のチェックを怠っていたら
この雪模様に動揺を隠せない
本日、
いかがお過ごしでしょうか?

体調管理と
雪道での運転には十分に
気をつけてお過ごしください。

昨日書いた(約30分前・・・)とおり
かぶら寿しについて

当社のかぶら寿し
大変な量の時間とコストと人手によって
作られています。

ざっくりと
甘酒原料のコシヒカリは土作りから
播種〜育苗〜田植え〜除草、防除、水管理〜稲刈り
ご存知のように
膨大な時間と手がかかっています。
甘味料を一切使わず、
加工にもたくさんの時間と工程が・・・

自社栽培のかぶらにも同様の作業
おまけで寒い雨風、時々雪の収穫作業

かぶら寿しの加工にも
たくさんの原価や時間、ロスだってあります。

これだけ聞くと
知らない方だとプレミアムな品に
聞こえるかもしれません。

確かに
かぶら寿しと日本酒のある食卓は
僕からすると至高のひと時。
4合くらい飲みます。
冒険でマヨネーズをトッピングするかもしれません☆

だけど
個人的には
「誰かにこれを贈って貰った人に喜んでもらいたい」
が強いです。

慣れない作業が続き、
最初は本当に毎日が大変で
凹んだ時もありました(1夜のみ)

とある日、
直井先輩が「はい、味見」とかぶら寿し一切れをくれた。

大袈裟かもしれないが、
色々もがいていた分、マスクの中で
涙こみ上げました。
色々とフラッシュバックして救われた瞬間でした。

今まで苦手だったモノが
体の芯から美味いと感じた瞬間でもありました。
僕の美味いの基準は上品な味、まさにそれ。

そこで当然の方程式が
【美味い+感動=伝えたいor贈りたい】

早速、自分の大切な方へ贈りました。
とても感動して頂き、
ご注文まで頂いてしまい、
感無量。

今は最初とは一新した気持ちで
毎日、心を込めて向き合っています。

樽蔵スタッフそれぞれ色々な想いで
心込めています。

作るだけじゃない
贈られる方を想って、心を届けるお手伝い
それが
樽蔵 冬のご馳走 かぶら寿し

これが僕の勝手な
ツタエタイオモイ

3年前富士山10合目から見た、ご来光

投稿者:樽蔵at 00:53 | 日記 | コメント(4) | トラックバック(0)

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