<< 前のエントリトップページ次のエントリ >>
2005年07月12日

オリンピックって何?

北京五輪の次にイギリス、ロンドンが決定した。

決定の瞬間、関係者の狂喜乱舞している報道をみるに、オリンピック開催って何がそこまでさせるのか、と考えてしまう。

うれしい意味としては、こんなところか。
・地元で開催されることでの愛国心から
・世界各国からの注目を浴び、ロンドンの地域経済も繁栄する
・オリンピックに向けて、スポーツ施設の充実が図れる
・誰かが儲かる! 等々

かつて東京オリンピックが開催されるまでに、戦後復興の中でわずか19年で新幹線や名神・東名高速、首都高速など社会資本が一気に整備され、まさに高度経済成長を経験した。これは、今日の日本の繁栄の礎であり、オリンピックの開催は大きな意義があったと思う。

しかし、ロンドンはこれ以上莫大な社会資本の整備をする必要もないだろうし、負けてイギリスを規則違反と批判しているパリも同じことだろう。
やはり、大きな利権が絡んでいるとしか考えられない。

ここは均衡ある発展のためにも、アフリカや南米で開催することが出来ないものだろうか。

オリンピックは、良いイメージばかりではない。
ドーピング問題は、必ずと言っていいほど起こるし、また一時不正のあった、「IOC」といった巨大な利権集団もオリンピックのイメージを悪くしている元凶ではある。

「参加することに意義がある」といったさわやかは、最近は死語になりつつあるかもしれない。



投稿者:Hornat 11:39| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

◆この記事へのトラックバックURL:

http://control.onair-blog.jp/util/tb.php?us_no=1146&bl_id=1146&et_id=10553

◆この記事へのコメント:

※必須