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2005年09月26日

国宝は国のお荷物!

高松塚古墳。発見された当時は、切手国宝シリーズにも登場するなど、大いに国も沸いたものだ。

今ここに来て、当時の保存方法や解析について不具合が出ているようだ。
現地保存ができず、来年8億円!もの莫大な予算をかけて解体保存するとのこと。

実にバカげた話だ、と思うのは多くの国民の正直な感情と思う。
文化庁の仕事のため、一部の研究者のためにこれだけの予算を使う必要があるのか。(本当に国家国民のためなのか)

別に高松塚古墳だけが散財しているわけではない。

文化庁は自分では多くの予算を持たず、人の予算で仕事をするところなのである。
例として道路等を造ったり改修しようとした場合、そこが埋蔵文化財包蔵地域であれば工事の前に調査をしなければならない。法律で決まっている。

その場合は、道路予算で賄われるのである。まあ、どちらの予算でやろうと血税に変わりはないが。
小矢部市の桜町遺跡のように巨大な遺跡が発見されようものなら、悲劇が待っているのだ。

完全に掘り出し分析・解析して報告書を発刊するまで、莫大な予算と期間を要して調査することになる。場合によっては道路の場所まで検討し直すことになるのだ。
道路本体以上に予算を費やすといった、笑い話のようなことにもなりかねない。


郵政民営化法が、何よりも優先して国会通過をさせるとのことであるが、もっと改革しなくてはいけないことが、山のようにあるはずだ。

国民は、しっかりとチェックしていかなければならない。

そのようなものに予算を使っている場合じゃないですよ、という日がいずれ、いやもうすぐそこまで来ているのだから。寂しい話だが!

投稿者:Hornat 23:39| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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