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2005年03月05日

母校は雪国には不向き

今日の北日本新聞の朝刊3面に表題の記事が載っていました。

 4日開かれた富山市議会一般質問で、老朽化した呉羽中学校をめぐり、母校の建て替えを主張する森富山市長と、「壊すのはもったいない」と手直しによる保存を求める志麻愛子氏(市民派ク)の意見が対立した。
 志麻氏は森市長の母校であることも引き合いに「耐震補強などを求める建築家らの再生プランを導入できないか」と求めた。一方、森市長は「3年間過ごし、雪国富山にとって、全く不向きな建物であると確信した。屋根がないベランダを通るが、そこでよく転んだ」と語った。
 志麻氏の再質問にも森市長は「房総半島など(温暖な場所に)建てられたのなら素晴らしい建築だろうが、設計者は雪国に建つことを想定したのだろうか」と実感を込めて話した。 (以上 引用部分)

皆さんは、どんな感想を持たれたでしょうか。
私は、やはり母校の校舎が取り壊されるのは、寂しい思いがします。森市長も内心はそう思いながらも、予算付けして建て替えを推進する立場上、このようなことをおっしゃられたのだと思います。
しかし、設計者を非難するかのごとき発言は、どうしても理解ができません。
新聞記事に載っていることからだけでは判断できませんが、もっと現校舎のメリットも発言して欲しかった。残念。

投稿者:Hornat 16:12| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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