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2015年08月21日

戦後70年の演奏会

今日は、母に誘われて、富山市民プラザでのコンサート「山本薫・柳瀬淳子 デュオリサイタル」に行ってきました。

山本薫さんは、所属するオーケストラと2001年7月7日に「七夕コンサート」で、チャイコフスキーの協奏曲を共演した富山が生んだヴァイオリンの名手です。(現在、ミュンヘン在住!)

今回の注目は、ピアノの柳瀬敦子さん。。。何故か?
「母に誘われて」と書きましたが、母が終戦直後、正確には富山大空襲で焼け出された後、大沢野にある柳瀬さんのお爺様の実家で、疎開先として1年間ほどお世話になったとのこと。

そうしたご縁、母に言わせると「私の命の恩人!」のお孫さんということなのでした。
今日は、柳瀬さんのお父様ももちろん、来ていらっしゃいました。ご挨拶をさせていただきましたが、終戦当時は、まだ3歳とのことで、母のこともよく覚えていない、といったお話でした。

今年は、戦後70年ですが、私にはこうした演奏会にも「戦後」が、からんでいるのでした。
富山大空襲の戦火をくぐり抜けてきた母から、私が生まれ、今、生きているのです。。。

投稿者:Hornat 23:15| 日記