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2007年01月25日

泣いている人たち

ここしばらくの間、いろんな事件が重なってきてはいないか。

不二家のペコちゃんといっしょにミルキーが食べられなくなって全国の子供たちが泣いていること。

高校の未履修問題やリスニング機械が不具合で受験中の高校生が泣いていること。

納豆が健康に良いとテレビで放送したのに全部うそで、全国のダイエット中の方々や生産者、スーパーの担当者が泣いていること。

賞味期限切れのケーキやあめを食べて泣いていること。

ハブの強度がまたまた無いのが判明して、トラックドライバーが泣いていること。

談合はもうしませんと宣言したのに、当然のように継続談合が行われていたこと。

京都のホテルで耐震強度偽装が新たに見つかり、富山市の設計事務所のため、県の担当者やホテル経営者が泣いていること。

給食費の未納がたくさんあって、泣く泣く肩代わりをしている小学校の先生方。

ゆとり教育を信じ込ませていたのに、「ゆとり」や「体罰」について見直しがだされ、その時々の方針に振り回され泣いている、小中学校の先生方・・・。

何れの事件も一般の国民は、信じて疑わなかったこと、いや疑うことすら考えもつかなかったこと等が、あっさりと「間違ってました、ごめんなさい」で済まされようとしている。

人間である以上、間違いを犯すことはあるといった前提に立つことはあるのだろうが。

こんなにも立て続けにいろんなことが発生すると、疑心暗鬼ですべてのものをみてしまう、「いやなやつ」が増えてしまわないか心配だ。

今日から国会が召集された。
「美しい国」とはどうあるべきか、もっと具体的にわかるよう、そして国民の理解を得られる運営を切に望みたい。


投稿者:Hornat 12:55| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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