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2005年05月11日

保護者も名札?

今日、高校生の息子が「OO高校 保護者」といった、名札をもらってきた。(と言うか、買わされた。)

小学校の息子もPTA総会の日に、首からぶら下げる名札を配られ、学習参観の際にはつけてくるよう、指導されたところだ。

まさか高校にまでとは思ったが、そういえば今度の土曜日に学校公開やPTA総会がある。この時に付けてこいということだろうか。

なんとも情けないというか、言いようのない気分である。
(昔は、学校にいる大人は保護者に決まっていた。)
本当にこの社会は、安全でなくなってしまったのだろうか。
JR脱線事故の際にも書いたが、自分の身は自分でしか守れないのか。

「自己責任」という言葉が、イラク人質事件の際流行った。
話は、全く違うが「自己責任」と言う言葉を聞くときいつも気になることがある。
それは、車に乗る際シートベルトを付けることが義務づけされているが、(本当によく見かけることだが)小さな子供を助手席にフリーで乗せているドライバーの多いこと。

万が一、急ブレーキを踏めば助手席の小さな子供はまず間違いなく、重大事故となるであろう。すなわち、死を意味するのである。実際昨年、助手席で高校生に抱っこされた赤ちゃんがこれで亡くなっている。本当にかわいそうだった。

小さな子供に責任はない。親の「自己責任」である。
私は、これは「幼児虐待」とほとんど等しいとも思っている。

「安全・安心」、とりたてて言う必要のない社会はもう来ないのか。

投稿者:Hornat 22:47| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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