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2005年06月22日

母校の取り壊し

母校の取り壊しが、とうとう始まってしまった。

富山市立呉羽中学校。
設計者は建築の世界では有名な吉阪隆正先生。フランスでル・コルビジェに学び、その後日本で多くの斬新なデザインの建築物を残した方である。

昨年のお盆に母校見学会をかねて同窓会を実施したが、先週から取り壊し作業が始まった。重機での作業状況を目の当たりにしてきたが、やはり学舎がなくなっていくのは、本当に寂しい思いがした。デジカメのファインダーがにじんだ・・・。

がれきの中には、トイレの壁面も見えた。
何千人もの卒業生がお世話になった箇所でもある。

呉羽中学校は、「ベランダ集会」を実施するなどその構造から建設当時は全国的にも注目を集めた建築物である。「昭和のお宝」がまた一つ無くなってしまう。




投稿者:Hornat 10:50| 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

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◆この記事へのコメント:

こんにちは。呉羽中学校卒業生の一人です。
つい先日、校舎取り壊しの話を聞きつけまして、
ここのサイトにたどり着きました。

現在は故郷を離れておりますが、変わった感じの校舎は
今でも印象に残っています。
それがなくなってしまうと思うと、惜しい気がいたします。

中学校周辺も、少しずつ雰囲気が変わっているようですね。
馴染みのものが消えていくのは寂しいですけど、ささやかに
感じられる町の息吹に、ホッとする面もあったりします。

投稿者:ElvesURL at 2005/06/24 13:18

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