2005 年04 月02 日
雪と泥のMT2 7.00-16
この時期、平野部には雪は無いのですが、山に入ればまだまだ雪は残っています。林道によっては、G.W.の頃にも雪が残っている所も多くあります。そんな中、近所の林道へ『雪はあるだろなぁ。』と思いつつ、行ってみました。
入り口から雪が残っています。それでも車1台分くらいは雪を避けて通れました。進めなくなったらすぐに戻ろうと思い、奥へ進みました。そして、それなりの雪が残っている所に遭遇しました。『スタックするかな?』と思いつつも進むと、意外とタイヤはトラクションしてくれます。雪質もかなり硬いのか、思いのほか沈みません。車を前進後退をゆっくりと繰り返すと、少しずつ進んで行きます。もみ出しというテクニックに似た動作なのですが、今回は上り坂ということもあり、後退はバックギヤにいれずにクラッチを切るだけで、できる所もありました。
通り過ぎるとデフも雪に接触していたようです。
時間もあまり無いのでここでUターンして戻ることにしました。
MT2のようなトラクションタイヤには、別に雪上での性能は求めていないのですが、今回のような条件(硬い雪質)では、なかなかのグリップを見せてくれることがわかりました。
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ちょっと通りかかった所に一面泥のところがありました。『平坦なのであまり走っても面白くないかな。どうかな?』と思いつつも車を進めました。
『柔らかめの泥だけど、素直に行けるなぁ。』とちょっと残念でした。左手に少し盛り上がった所を見つけたので、そこに上ってみることにしました。ハンドルを切ってその段差へ向かいました。坂に差し掛かったところで、タイヤが空転しています。『下が柔らかいので、勢いをつけないと駄目かな。』と思い、少しバックして
勢いをつけて見ました。それでも駄目です。タイヤが空転し、泥を大きく掘っていきそうだったので、すぐに止めました。もみ出しをしないと出る事ができません。
意外と柔らかい泥なので、大きく後退して、方向転換して戻ることにしました。大きく後退して停止、そして前進しようとしましたが、前へ進みません。タイヤが空転しています。後退しようとしても後退できません。スタックいたしました。
この近くには知り合いもいないし、レスキューしてもらえる人もそばにいません。ハンドウインチで引っ張ろうにもアンカーになる物もありません。心臓がドキドキしてきました。
まず、車から降りて状況を確認することにしました。車から降りる前に靴を長靴に履き替えます。
リアのタイヤが左右とも半分近く埋まっています。勢いをつけて後退してきていきなり停止した為、埋まってしまったのかもしれません。幸いにもデフは接地していません。
タイアのエアを0.8kgf/cm2ぐらいまでに落とし、スコップで道をつけてやると前へ進むことができました。前進後退しながら、左(進入してきた方)へ行こうと思うのですが、なかなか行けません。また、泥を掘り、タイヤの道を作ってやることで、なんとか戻ることができました。
その後、コンプレッサーでタイヤに空気を入れ、無事帰ってくることができました。
投稿者:ICHIRO
at 17 :31| クロカン
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