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2011 年02 月23 日

KEYSTONE SYMPOSIA on Molecular and Cellular Biology 2011

2011年2月12日-16日にかけて、アメリカで開催されたKEYSTONE SYMPOSIAに参加してきましたので、初めての国際学会体験記をご報告します。
 まずは一足先に、中本先生、北原先生、林先生、友影、朝日向の5人で、中本先生が1994年~96年にかけて留学されていたサンディエゴを訪れました。
サンディエゴは、西海岸南端のメキシコに面して位置しているため、2月の真冬というのに昼間はTシャツ1枚でも過ごせるくらい暖かく、また、雲ひとつない青い空と、まぶしい太陽に照らされ、これぞカリフォルニアという感じの明るく開放的な街でした。
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中本先生のかつての留学先であるScripps研究所(TSRI)を訪問し、恩師のChisari先生とお会いしました。そこで中本先生から、教授就任の報告や、スライドを使った研究内容の説明を行い、久しぶりの再会を喜び合っておられました。
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その後、学会会場のあるニューメキシコ州サンタフェに移動し、水腰先生、在原先生と合流しました。サンタフェは一転して、砂漠に囲まれた、朝晩は氷点下になるほど冷え込む地で、歴史的な街並みや建築物が残り、静かでゆったりとしたところでした。そんな街で、腫瘍免疫学を中心に多くの発表を聴講してきました。
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また、ポスター展示では、北原先生が持参したポスターの前で、熱心に研究内容を説明し、質問に対しても丁寧に答えておられました。
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初めて参加した国際学会でしたが、皆自信を持って堂々と自分の発表を行い、それに対して活発なディスカッションがかわされ、熱気のこもったHotな会場となっていました。
しかし、内容はとても難しく、英語についていくだけでも必死な状態でしたが、まだ研究経験のない我々にとっては、とても刺激的な経験となりました。
(学会最終日のダンスパーティーで、仮面美女とタンゴのステップを踏む林先生)
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サンタフェでも好天に恵まれ、現地のおいしい食事を毎日お腹いっぱい食べ、非常に楽しく、有意義な学会体験をさせていただきました。
(自分の顔ほどの大きさのハンバーガーやステーキを毎回ペロリと平らげる友影先生)
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(記:後期研修医)

投稿者:第一内科医局員
at 21 :01| 学会発表